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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2013年7月2日火曜日

人生と自己

人生を豊かなものにするためには、人生が何のために存在しているのかを理解する必要があります。
人生が何のために存在しているのかを理解することなく、人生が豊かなものになるということはないのです。
あなたは人生について思いを馳せ、その意味を思考しましょう。
人生が何のために存在しているのか?ということを知ることはとても大切であるということを覚えておかなければなりません。
どのような事柄においても、それを何のためにやっているのかを知ることは重要なのです。
目的意識がなければ、人は熱意を抱くことができません。
何のためにそれをやっているのかを知らずに、それをより良いものにすることはできないのです。
それを良いものにするから、豊かさが得られるのです。
良いものでなければ価値がなく、価値がなければ豊かさは得られないのです。
それは、この世界が良いものを評価するからです。
世界に貢献するものは尊ばれます。
世界に貢献しないものは無用なものとして投げ捨てられるのです。
すべての存在が世界に対して貢献することを求められています。
人が豊かな人生を得るためには、世界(社会や他人)に対して貢献する必要があるのです。
役に立つ者は感謝され、役に立たない者は非難されます。
それはどの世界でも、誰であっても同じことなのです。
それはこの世界の理(ことわり)であるということを忘れてはならないでしょう。
あなたが何をしている人であれ、常にあなたが存在するその世界に対して貢献しようと努めていなければなりません。
足を引っ張るような人は弾劾(だんがい)されるということを覚えておかなければならないのです。
罪を犯せば、罰が与えられます。
それが表立たない秘め事であったとしても、世界にはそれが既に知れています。
あなたが行ったことは、他人に対してそれをどれだけ巧妙に隠したとしても、必ずその報(むく)いを受けるのです。
あなたの行った良いことも悪いことも、それは正しく結果を導き、あなたはその報いを必ず受け取るのです。
あなたは忘れてはなりません。
自らの行いは紛れもなくあなたの懐(ふところ)に収まるのです。
それが暖かい懐炉(かいろ)であろうと、熱した石であっても、あなたはそれを懐に収めなければならないのです。
あなたが何を受け取るのかは、あなたが人生に何を行ったのか?ということによって決まります。
あなたの行いが結果を決めるのです。
人生が何のために存在しているのか?という価値観が、人生に対する人の行いを決めます。
あなたは何のために人生を生きていますか?
それが利己的な理由であるのならば注意が必要です。
なぜなら、自分だけの利益を求めるという方法が世界に対して貢献することは難しいからです。
人が貢献するためには、利他によって自分以外の利益を求めることが必要だからです。
他人の利益を求めない人は貢献から遠ざかります。
他人の利益を求める人は貢献に向かって真っ直ぐに進みます。
あなたは人生が自分のために在ると思い込んではなりません。
あなたの自己は自分のために存在していますが、あなたの人生は他人のために存在しているのです。
自己はあなたのものであり、あなたは自己を自分のために正しく管理しなければなりません。
人生は他人のものであり、あなたは自らの人生を他人のために正しく管理しなければならないのです。
あなたのものとして正しく管理された自己によって、他人のために正しく管理された人生を生きることができれば、人は自らの心と状況を満たすことができるでしょう。
それはすべてにおいての満足を導き、あなたは内と外に対して豊かさを導くでしょう。
自己と人生が自分のために存在していると思い込んではなりません。
自己は自分のものでありますが、人生はそうではありません。
他人のために尽くすことができる人生は豊かさを得ます。
己の欲望のために人生を私物化するのであれば、あなたは世界に対して貢献することができないでしょう。
自分のために貢献しても、誰も評価してはくれません。
自分以外の存在に評価されることなく、どこから豊かさを得るというのでしょう?
この世界では、自分以外の存在から豊かさを与えてもらわなければ、それを受け取ることはできないのです。
他の命を食さなければ己の命は尽きます。
この世界では与えられなければならないのです。
貢献した者には、その貢献に対する報酬が与えられます。
貢献しない者が受け取ることのできる報酬はないのです。
人がその権利を持っていないにも関わらず、強欲によって無理矢理にそれを奪ったとするなら、その報いは苦しみとなって現れ出るでしょう。
権利のないものを取る者は、それよりも多くのものを奪われるのです。
代金を支払わずに品物を盗んだ者には、品物の代金以上の支払いが架せられるようにです。
あなたは人生を貪ってはなりません。
人生においては貢献だけを考えていましょう。
人生は自分のために在らず、他人のために在るということを覚えておきましょう。

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