心が煩(わずら)いによって束縛されて苦しんでいるのに、人生が幸福を得ることはありません。
心が煩いに束縛されるのは苦しいことです。
心が苦しみを覚えているのに、人生を幸福なものにすることなどできないのです。
人生が幸福を得るためには、その心が苦しみの束縛に捕われることなく、自由で楽しく在ることが必要なのです。
人生を幸福なものにするためには、その心が自由で楽しくなければなりません。
どのような煩いにも、苦しみにも捕われてしまってはなりません。
心が煩うこと、苦しみに捕われることは幸福への道ではないため、その方法は既に間違いであるということを覚えておかなければならないでしょう。
人生が幸福に辿る道こそが正しいのです。
人は人生に対して幸福を得るために生きているのです。
すべての働きが幸福のためであるということを覚えておかなければなりません。
あなたは幸福を求めていますが、心が煩い、苦しみを感じているのであれば実際に幸福を手にすることを意識してはいないでしょう。
それを望んではいますが、行動してはいないのです。
人は自らが普段から意識していることを行動し、それを状況に対して実現します。
望みが叶う訳ではありません。
行動が叶うのです。
人生はおとぎ話ではないのです。
人生は闘いの場所なのです。
怠れば失います。
怠れば奪われます。
人生は厳しい場所なのです。
努めることができない者は得ることも、増やすこともできないということを覚えておきましょう。
人生は甘い場所ではありません。
行わない者には豊かさを得ることも、増やすこともできないのです。
あなたが人生を豊かなものにしたいと考えているのであれば、幸福を実現するための働きを収めましょう。
幸福を実現しなければ、それを得ることなどできないのです。
あなたは目の前の状況や目には映りませんが、必ずやって来る将来に対して幸福を意識しなければならないのです。
そして、そのように行わなければならないのです。
人生は自らの行いが実現します。
あなたの行いが評価されるのです。
やってもいないことで評価を受けることなどないのです。
それは当たり前のことです。
不幸や苦しみを意識し、そのように行っているのであれば、人生はその行いを評価して実現し、あなたはそれを受け取るのです。
普段から不幸や苦しみを意識している人は、物事の悪い面を見て心を煩います。
そのような人は不満や絶望に悩まされるのです。
普段から幸福や楽しみを意識している人は、物事の良い面を見て心を満たします。
そのような人が不満や絶望に悩まされることはないのです。
幸福を意識して行う人は、満足や希望に辿り着くということを覚えておかなければなりません。
人生をどのようなものにするのかはあなた次第であるとしか言えません。
愚かな人はそれを知らずに、それを誰かや何かのせいにしているため、問題の本質を知ることなく苦しみ続けるのです。
問題の本質を知る人は、問題に苦しむことはありません。
問題を問題とすることなく、それを乗り越えて行くことができるのです。
人生が苦しいと思い込んで煩っている人は、問題の本質が見えていないということを理解しましょう。
人生は厳しい場所ではありますが、決して苦しい場所ではないのです。
人生は怠けている者には苦しく、励んでいる者には楽しいということを知らなければならないのです。
自分は怠けていない、一生懸命に努力をしているという人も、人生が苦しいと思っているのであれば、それは怠けているのです。
幸福に辿り着くためには、幸福を怠けてはなりません。
苦しいからといって苦しんでいてはなりません。
嫌だからといって嫌がっていてはなりません。
できないからといって諦めていてはならないのです。
励んでいる者は必要な結果を受け取ります。
あなたが何と言おうとも、結果がすべてを物語っています。
結果(現状)こそがあなたを知らせます。
人生のすべての事象が幸福に関することであると理解し、それを意識して行うことを怠ってはなりません。
目の前の事象に対して心を煩って悩み、苦しみに束縛されてはなりません。
そのような人は幸福を得ることはできません。
間違いは、一刻も早く正さなければなりません。
あなたが心を煩い、苦しんでいるという結果が出ているのに、同じ方法(生き方や価値観)に執着してはなりません。
変える勇気のない者には、それよりも良い条件は得られないでしょう。
人生が楽しいのも、苦しいのも、それは自分のことです。
現実を見て、自分の在り方を決めなければなりません。
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