正しい道には、近道というものは存在しません。
あなたは正しい道において近道を考えてはなりません。
要領良く進むことはできますが、道そのものが短くなるということはないのです。
正しい目的地に通じる正しい道は、正しい道ただそれだけであるということを覚えておきましょう。
この世では幾通りもの道順が用意されています。
しかし、正しい道はその中の一本であるのです。
正しく通じる道に向かわなければ、目的地に辿り着くことはできないのです。
しかし、道は枝分かれしています。
正しい一本の道に、そうではない道が無数に伸びているのです。
正しい道を行くことが必要ですが、人は未熟な存在です。
すべての人が間違った道を選択し、迷い無くそれを進むのです。
この世で間違った道に進まない人はいません。
すべての人が道を外れるのです。
しかし、間違った道を引き返すことはできます。
自らの進んでいる道が間違っていると気が付いたのであれば、それを引き返す選択肢が与えられているのです。
間違った道を進んでも、目的地には辿り着けません。
間違った道は、間違った場所へと通じているのです。
正しい道が歪むことはありません。
正しい道は正しい者の道であるからです。
正しい道は正しい者のみを受け入れます。
それ以外の者は進むことができないのです。
欲望に溺れた者は、近道をしようと不正を働きます。
腹を満たそうとする時に、人のものを盗むのです。
腹を満たすためには、それが早いし有利だと考えるのです。
自らが苦労して、正しく腹を満たそうとは考えません。
盗人が辿り着く場所はどこでしょう?
盗人が豊かさや幸福に辿り着くでしょうか?
残念ながらそのようにはなりません。
盗人は、その進む道が通じる乏しさと不幸に辿り着くのです。
近道をしようと不正を働く者は苦しみます。
欲望に溺れることがなく、正しくある者には喜びがあるでしょう。
そのことを理解しなければなりません。
正しい者でなければ、正しい道を進めません。
正しい道を行かなければ、正しい場所には辿り着けません。
あなたが豊かさと幸福を求めているのであれば、正しい人でいなければなりません。
正しい道には愛と光が溢れています。
それは、豊かさと幸福は、愛と光によって実現するからです。
あなたが正しくあるということは、愛と光を大切にして生きるということなのです。
愛と光を見失ってはなりません。
あなたが愛と光を見失った時には、間違った道を進んでいるということに気が付きましょう。
その時は、すぐに引き返し、愛と光を思い出しましょう。
愛とは思いやりです。
光とは感謝です。
この大切な二つの宝を忘れてはならないのです。
人は多くを求める生き物です。
その欲求が欲望に溺れる時、人は愛と光を失います。
そして、乏しさと不幸と苦しみを得ることになるのです。
道を間違ってはなりません。
誘惑に陥ってはなりません。
間違っていると気が付いたら引き返しましょう。
どのくらい進んでいても構いません。
気が付いた時に引き返せば良いのです。
進んだ道なら戻れます。
人は弱い存在です。
人は簡単に間違えます。
しかし、それでも良いのです。
間違った道を知って、正しい道を理解するのです。
一歩一歩、地道に進みましょう。
正しい道に不正は存在しません。
そのことを覚えておきましょう。
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