あなたは自分にできることをしなければなりません。
	
	自分にできること以外はする必要がありません。
	あなたにできることはあなたのすべきことであり、あなたにできないことはあなたのするべきではないことなのです。
	あなたは今の自分にできることは精一杯に努めなければなりません。
	できることをしないのであれば、それは怠慢であり、良い結果を導くことはできないのです。
	あなたは常に努めておきましょう。
	できないことをしろと言っているのではありません。
	できることを一生懸命にしなければならないと言っているのです。
	できることならできるはずです。
	できることを蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
	あなたは力を使わなければなりません。
	あなたがどれだけ使っても、力が枯渇(こかつ)することはありません。
	あなたはいくらでも力を振り絞ることができるのです。
	力を出し惜しみしているのであれば、目の前の壁を乗り越えることができません。
	力を出し惜しみしているのであれば、その先には進むことができないのです。
	持っている力は使わなければなりません。
	あなたが精一杯に努めてもできないことがあります。
	それに対して悲観する必要はありません。
	できないものはできないのです。
	できないことに対しては、今の自分にはできないということを認めるようにしましょう。
	できないことを認めることができなければ、人はそれよりも向上することはできません。
	認めなければ、受け入れることができないのです。
	できないことがあっても、何の問題もありません。
	人は誰もが未熟であるのです。
	できないことをできるようにしていくことが目的です。
	そのため、できないことが当たり前であるのです。
	しかし、多くの人はできないことについて悩みます。
	他人と比較して焦り、怒り、悲観するのです。
	人は誰もが別人格です。
	近くに生まれ、同じ時代に生き、同じ場所で生きていたとしても、できることとできないことはそれぞれに違うものです。
	他人にはできても、あなたにはできないということは自然なことなのです。
	それぞれに学んでいることが違うのです。
	人は学びによって必要が決まります。
	その学びを正しく学ぶために必要なものを受け取り、身に付けることができます。
	しかし、その学びに関係のないものを受け取ることも、それを身に付けることもありません。
	そのため、あなたはできることを精一杯に努めていれば良いのです。
	できないからといって、それが学びに必要であるとは限りません。
	できないのであれば、現状においてはそれができないことが必要であるのです。
	ただし、できないからとって諦めろと言っているのではありません。
	今それができないからといって不満や不安を抱く必要がないということを言っているだけであり、それ等がいつまでもできないままで良いというのではないのです。
	必要に迫られるのであれば、あなたはそれをできるようにならなければならないのです。
	あなたが大切にしなければならないのは、一生懸命に努めるということです。
	できてもできなくても大した問題ではありません。
	一生懸命に努めてもできないことは、それで良いのです。
	しかし、できるにも関わらず、それに手を抜いているのであれば、それは問題になるということを覚えておきましょう。
	自分にできることによって、人は世界に対して貢献することができます。
	あなたにできることがどのようなものであったとしても、それによって貢献しなければならないのです。
	できることをやらないのであれば、貢献することはできません。
	貢献することがなければ、役には立ちません。
	役に立たないものは世界から排斥(はいせき)されるということを覚えておきましょう。
	小さな力であっても、世界に貢献するのであれば大切に扱われるのです。
	あなたがただ生きているという理由で存在を許されている訳ではありません。
	あなたが貢献することがないのであれば、大切なものが奪われるということを覚えておきましょう。
	貢献してもしなくても、人は生きているだけで世界から大切なものを受け取っています。
	世界は常にあなたに貢献しているのです。
	恩を仇で返す者を、あなたはどのように扱うでしょう?
	世界もあなたと同じように扱うのです。
	自分にできないことをする必要はありませんが、自分にできることは精一杯に努めましょう。
	
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