目に映らないからといって、軽んじてはなりません。
形がないからといって、軽んじてはなりません。
あなたには軽んじて良いものなど何一つとして存在しないのです。
どのようなものも、必要によって存在します。
それが如何に小さなものであり、形の無いものであったとしても、決して侮って良いことなどないのです。
すべてのものが許されて存在しているのです。
この世界に許されているものであるなら、すべてが権威を持った威力のあるものであるということを理解しなければならないのです。
あなたが油断して良い時などないのです。
油断した瞬間に、破滅が忍び寄るということを理解しましょう。
破滅は盗人のように気付かれることを嫌います。
あなたには分からないように、足音を立てぬように忍び寄るのです。
油断する者は破滅に飲み込まれてしまうでしょう。
油断は放漫から生じます。
気を付けていない者は油断し、破滅を招き入れるのです。
どのようなものにも注意が必要なのです。
あなたは注意を怠ってはなりません。
自らの選択がどのような結果に結び付くのかを想像しなければなりません。
自らの選択がどのような結果に結び付くのかを想像することがなければ、どのような選択が最善であるのかを理解することができないのです。
自らの選択がどのような結果に結び付くのかを想像することに欠ける者は、目には映らない、形がないという浅はかな理由によって何かを軽んじて油断します。
油断が破滅を招き入れた時には、既に遅いのです。
招き入れた後では始末が悪いということを覚えておきましょう。
毒を飲めば、それを取り出すことの難しさが分かるでしょう。
ならば、毒を飲まないように努めなければならないのです。
注意深く観察し、それが毒であるということを知っているのであれば、あなたは毒を飲まなくて済みます。
毒を飲まないで済むなら、破滅を招き入れないで済むのです。
注意深く、思慮深く生きなければなりません。
すべてのものがあなたに対して威力を持つのです。
目に映らないからといって、形がないからといって軽んじて良いものなど何一つないのです。
感謝の気持ちを軽んじる人がいます。
感謝の気持ちの威力を知らない者が多いのです。
感謝の気持ちを軽んじる者は、感謝することの大切さを教えません。
そうして、人から感謝という愛が奪われるのです。
目に映らないもの、形のないものを軽んじることはできません。
あなたは思考と感情によって人生を判断しています。
これは紛れもない事実です。
どのような者も、このことを否定することはできないでしょう。
唯物論者であっても唯心論者であっても、自らの思考と感情を否定することはできません。
思考と感情は目には映りません。
それには形がないのです。
しかしながら、すべての人がその威力を理解して使っています。
そして、その威力を信じているのです。
感謝の気持ちは、建設的な思考と感情に他なりません。
建設的な思考と感情が、人に、人生に不利に働くことは有り得ません。
豊かさと幸福を手に入れるためには、建設的な思考と感情が必要不可欠であるのです。
怒ったり、悲しんだりしている人が、どうやって豊かさと幸福を得るのでしょう?
そのような人には豊かさと幸福を得ることはできないのです。
あなたの思考と感情は、あなたの人生に対して最大の威力を持ちます。
これ以上に威力のあるものはありません。
あなたは自らの思考と感情を軽んじてはならないのです。
あなたは感謝の気持ちを持つこと、そして、それを行うことの大切さを学びました。
もう言い訳はできません。
人生は自業自得であるということを覚えておきましょう。
小さなもの、形のないものを軽んじてはなりません。
すべてのものに威力が与えられているということを理解しましょう。
目には映らず形のない思考と感情が、あなたとあなたの人生に対して最も威力を持つということを知りましょう。
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