あなたは敵を愛さなければなりません。
	
	敵を愛することがなければ、あなたの持っているそれは「愛」ではないのです。
	「愛」はすべてを照らす光です。
	「愛」に垣根は存在しないのです。
	「愛」が届かない場所は存在しません。
	どのような場所にも「愛」は届くのです。
	あなたはそのことを覚えておかなければなりません。
	あなたが愛だと思っているものが届かない場所があるのなら、それは本物の「愛」ではないということを知りましょう。
	多くの人が「愛」を所有しません。
	それは、多くの人が「愛」を知らないからです。
	偽物の愛を本物の「愛」と教わるのです。
	そのようにして、この世では、「愛」から遠ざかるのです。
	あなたは「愛」から遠ざかってはなりません。
	「愛」を失ってしまえば、あなたは光を失うことになるのです。
	そうなれば、暗闇の中を歩かなければならなくなります。
	暗闇の中を歩いて目的地に辿り着くことのできる人はいないのです。
	暗闇の中を歩けば、安全な道であっても危険であるということを覚えておきましょう。
	知っている道でさえ、進むことができないのです。
	光とはそれ程に大切なものであるのです。
	あなたは「愛」を得なければなりません。
	本物の「愛」を考えなければなりません。
	偽物をどれだけ所有したとしても、空しいだけであるということを知りましょう。
	偽物の愛をどれだけ所有し、この世に自慢したところで、それが悪意によって生じる偽善や、無知によって生じる愚の骨頂であることが知れてしまうのです。
	真理はすべてを見通します。
	あなたは埃(ほこり)一つ隠し通すことができないのです。
	すべてが明るみに出るのです。
	本物の「愛」を用いなければ、光を得ることはありません。
	本物の価値は「愛」にこそあるのです。
	嫌な人や状況、そして苦しいことがあります。
	それ等は人の敵として仕立て上げられます。
	敵を仕立てる人が、敵を愛することはありません。
	敵を仕立てる人は、敵を憎んでいるのです。
	憎しみは「愛」の対極です。
	愛を失った者は憎しみを得ます。
	憎んでも幸福は得られません。
	幸福は愛することによって得られるからです。
	あなたは敵を愛さなければなりません。
	敵を光によって照らさなければなりません。
	「愛」を受け、光によって照らされたものは、あなたと敵対することはないでしょう。
	「愛」によって、あなたは敵を手放すのです。
	敵がいれば苦しみます。
	それは、敵によって争いに引き込まれるからです。
	偏見によって敵を作り出してはなりません。
	悪意によって憎んではなりません。
	あなたは「愛」によってすべてを招き入れなければなりません。
	「愛」の光によって照らし出さなければならないのです。
	間違えてはなりません。
	「愛」を知らない人は、あなたに敵を教えます。
	あなたに憎しみを植え付け、それによって乏しさを得させるのです。
	その人は知らないのです。
	無知な人の話に価値があるでしょうか?
	正しいものにしか価値が無いのです。
	敵を愛している人の話を聞きましょう。
	そして、その人のように行いましょう。
	あなたはそのことを覚えておかなけれななりません。
	どのような敵が現れても、「愛」を忘れてはなりません。
	
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