あなたの魂は、すべての方向へと広がりを見せなければなりません。
一部に偏って広がってはなりません。
それは成長ではないのです。
あなたの心は、すべての方向へと広がりを見せなければなりません。
一部に偏って広がってはなりません。
それは成長ではないのです。
あなたの思考は、すべての方向へと広がりを見せなければなりません。
一部に偏って広がってはなりません。
それは成長ではないのです。
歪(いびつ)であることは好ましくありません。
大切なのは「すべては一つ」であるということだからです。
すべては一つの円と成るのが正しいのです。
歪に偏っていてはならないのです。
すべてが一つと成ることを目標としましょう。
人は自我を頼りに人生を歩みます。
しかし、自我というものは不完全であり、不安定なものです。
それは頼りにならないものだと心得なければなりません。
自我というものは学びの途中にあるのです。
そのため、常に成長を求めて育む必要があります。
成長しなければならないものを頼ってはいけないのです。
あなたの目的は、自我の目覚めであり、自己の成長であるということを覚えておきましょう。
自我を主体に生きる人には、偏見が生じます。
偏見によって物事を捉えるために、自我というものが歪に形成されるのです。
歪に形成された自我によっては、人は幸福を得ることができません。
それは、歪な自我が争いを導くからです。
偏見は敵を生み出します。
人は偏見によって敵を作り出しているのです。
偏見を持たなければ、敵など存在しないということを知りましょう。
人は未熟であり、歪であるが故に敵を作り、苦しんでいるのです。
自我を歪めないためには、すべての方向へとそれを育む必要があります。
すべての方向へと育むように意識して努めなければならないのです。
この世界に存在しているものは、そのすべてが「神」によって許され、認められたものです。
存在するすべてが必要であると言うのです。
不要なものは何一つとして存在しません。
すべてが大切な役割を担っているものであるのです。
しかしながら、未熟な自我にはそのことが分かりません。
大人の考えを子どもには理解することができないのと同じです。
崇高な意識である「神」の思考は、未熟なあなたには理解することができないのです。
しかし、それが悪いということではありません。
あなたを卑下(ひげ)するつもりはありません。
「わたし」は事実を言うのです。
あなたには学ばなければならないことがたくさんあります。
そのために生きているのです。
あなたが学ばなければならないのは、「すべては一つ」という真理です。
この学びによって、あなたは偏見と歪みを断ち切り、成長しなければならないのです。
偏見と歪みが生じているのであれば、成長を実現することはできません。
自分に有利なものや自分の好きなもの、自分にとって楽なことばかりに気を取られてはなりません。
それ等に傾倒(けいとう)するのであれば、自分にとって不利なものや自分の嫌いなもの、自分にとって苦しいことを学ぶことができないのです。
学ぶことがないのであれば、成長することもないのです。
甘いものばかりを口にしているのであれば、あなたは大切な健康を失ってしまうでしょう。
病気は身体の歪みから生じます。
身体の歪みは、意識の歪みである偏見から生じるのです。
人は意識によって行います。
意識が決定しなければ、行動することはできないのです。
偏見を持たなければ苦しむことはありません。
苦しみの原因は偏見にあるのです。
良い悪いを決めてはなりません。
すべてを大切に扱いましょう。
すべての方向に思考を、心を、魂を広げなければなりません。
「すべては一つ」であるということを覚えておきましょう。
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