常識は不安定なものです。
あなたの所有している常識は必ず変化していきます。
それはより良いものへと変化するのです。
常識とは、これまでの情報(知識や経験)から紡ぎ出した信仰です。
人は常識に従って生きているのです。
しかし、これまでの情報がこれから役に立つとは限りません。
新たな情報によって、これまでの常識は覆されるのです。
知識と経験が新たな発見を導きます。
それは、時間と労力が費やされた分、良いものとして現れます。
時間と労力を費やすほどに、人は物事の深部へと進むことができます。
物事の深部には本質があります。
本質に近付くほどに、真実が明らかにされるのです。
真実の行いは、良い結果を導きます。
それはすべての乾きを潤します。
人は幸福を求めています。
人は道の極みを追求します。
新たな情報から導き出される新たな常識は、人に幸福と道の極みをもたらすのです。
それは、人にとって至上の喜びであるということを理解しなければなりません。
知らないことを知ることこそが、人の喜びであるのです。
人には知識欲というものがあります。
それは、知識を得ることによって真理を理解することになるからです。
人は意識的にも無意識的にも真理を求めています。
それは、人の本質が魂であり、真理はそれを高めるものだからです。
真理に従う魂が輝き(力)を失うことはありません。
魂は真理に従うほどに輝きを増すのです。
そのため、人は真理に近付こうとして知識を欲するのです。
あなたは自らの所有している常識が不安定なものであると理解しましょう。
常識に頼ってはなりません。
不安定な船に乗れば、瞬く間に沈んでしまうでしょう。
常識とは、今までの経験値です。
それはこれまでを支えてきた大切なものではありますが、残念ながらこれからは使えません。
常識は常に新しいものにしていかなければならないのです。
知識と経験を重ねるほどに、常識は新たなものとなります。
あなたは知識と経験を求めなければなりません。
同じことを繰り返すことに満足を覚えていてはなりません。
現状維持に努めるのであれば、人は苦しみを得ることになるのです。
不安定な船が沈まないためには、それを安定させるために修繕し続けなければならないのです。
あなたは、新たな知識と経験を用いて古い常識を修繕し続けましょう。
知識欲に満足を得ることはできません。
あなたが知識を欲しないというのであれば、それは既に船が沈んでいるということを理解しましょう。
人生は学びの場所です。
人は一生涯学び続けます。
それは、人が未熟な存在であり、生涯という時間では学びが足りないのです。
生涯を以てしても達することはできません。
そのため、学んで困ることないのです。
どのように努めても学び尽くすことはありません。
安心して学びましょう。
古い常識に捉われてはなりません。
古いものに固執(こしゅう)してはなりません。
より良いものがあることを知りましょう。
決め付けてはなりません。
あなたには知らないことが山の様にあるのです。
高慢であってはなりません。
自惚れは愚か者のすることです。
知識欲によって常識を新しくしましょう。
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