親の仕事は、子を立派に育て上げることにあります。
すべての親は、子を自立させる仕事を担っているのです。
親は子を成長させなければなりません。
子は親に従って生きます。
親は子の見本です。
すべての子は親を見て育つのです。
親の言うことではありません。
親の行為を理解するのです。
親は行為によって子に示します。
その行為が、子の成長の妨げになってはならないのです。
親は子を成長させるために行う必要があるということを覚えておきましょう。
親は子の幸福を望みます。
幸福は成長によってのみ実現します。
成長を得ることがなければ、何を得ても幸福を手にすることはできないのです。
しかし、多くの親はそのことを知りません。
子の成長よりも、自分自身のエゴを重視しているのです。
自分自身のために子を可愛がります。
それは子のためではありません。
自分を慰めるために子を利用しているのです。
人の親は「神」です。
人は宇宙という神の庭で生きています。
そして、あなたは地球という小さな部屋の中に人生を歩むのです。
「神」は子を思うあまり、真理というルールを作りました。
それは、人が立派に成長するための合理的なシステムです。
真理というものは、すべての存在が成長するためにだけ作られた最高の仕組みです。
「神」は真理を通じて、人の成長を望んでいます。
真理とは「神」から人に向けられた最高の愛情表現であるのです。
苦しいことを嫌う人がいます。
大抵の人がそう思い、苦しみを否定します。
親が子の言う通りに動き、甘やかすと、どのような結果が導かれるでしょう?
甘やかされた子どもは、我が儘で、意地の悪い子に育つでしょう。
それは成長とは程遠いのです。
我が儘で意地の悪い人物が幸福な人生を歩めると思いますか?
少なからず、あなたはその人物に好感を持つことはないでしょう。
協力し、支え合うことによって、自然は豊かに成り立つのです。
協力し、支え合うことによって、人生は豊かに成り立つということを理解しなければなりません。
すべてのことが因果によって導かれます。
苦しいと「思う」状況を得るのであれば、それは自らの選択(考え方や行い)が間違っていたということを示しています。
間違ったことをする子どもを叱り、正しい道を示すのが親の役割なのです。
間違った人間は、真理によって正しい道へと戻されるのです。
あなたが苦しんでいるのは、間違っているからです。
誰かや何かが悪い訳ではありません。
あなたが悪いのです。
真理は、親心を以て、あなたに更正を望んでいるのです。
すべてが「神」からの愛であるということを覚えておきましょう。
どのような出来事であっても、それが愛によって導かれているということを理解しましょう。
目を背けたくなるような光景があります。
多くの人はそれを愛だとは思えません。
しかし、そうしなければならない事情があるのです。
そこまでしなければ、学ばないのです。
受け入れないのです。
親は子が安全に学ぶことができるように努めるのが仕事です。
あなたは様々な苦しみに会いますが、それを「神」は見守っています。
そのことを忘れてはなりません。
苦しいことに会うのであれば、苦しいことに会う必要があるということを受け入れましょう。
否定や拒絶は成長の妨げです。
このことは、いつか理解するでしょう。
その時が来るまで、大切に覚えておきましょう。
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