この世界には序列があります。
	
	すべての存在は、序列によって整理されるのです。
	この世界に存在しているもので、序列を免れるものはありません。
	すべての存在が、何等かの基準によって優劣を決められて高くされ、また低くされるのです。
	序列によって前になり、序列によって後ろになるのです。
	あなたはそのことを覚えておかなければならないでしょう。
	良いものは優遇されます。
	悪いものは冷遇されるのです。
	それは仕方のないことであるということを理解しましょう。
	どのような道においても、その道に対して優れているものが尊ばれるのです。
	優れているもので尊ばれないものはありません。
	尊ばれるためには、優れなければならないのです。
	しかしながら、道によって優劣の基準が違うということを知らなければなりません。
	道によって、求められる価値が違うのです。
	あなたは道を見極めなければならないのです。
	自らの求める道が求めている価値が何であるのか?ということを理解することがなければ、優れることはできないのです。
	あなたが求めるものは何ですか?
	それはどのような道ですか?
	その道が求めているものは何ですか?
	それぞれに違う価値を持つので、道に合った価値を生みだすように努めなければならないのです。
	光は灯すことを価値としています。
	光は灯るほど価値があるのです。
	闇は暗すことを価値とします。
	闇は暗すほどに価値があるのです。
	それぞれに価値の基準が違うのです。
	それなのに、同じ価値を求めてはなりません。
	闇を求めているのに、灯してはなりません。
	光を求めているのに、暗してはならないのです。
	どこに価値があるのかを見極めなければなりません。
	幸福を求めている人がいます。
	人が幸福を求めているのであれば、自らの人格を高めなければなりません。
	人格が高まらなければ、幸福を得ることはできないのです。
	人格が高まるほど、幸福に近いということを知りましょう。
	人格を高めるためには、真理への理解が必要です。
	真理を理解する人の人格は高まります。
	それは、真理を知る人が動ずることはないからです。
	愛に近いほど、人格は高まります。
	愛の多い人ほど、人格者であるのです。
	愛に乏しい人の人格は下劣です。
	それは、愛の欠如によって見えていても見えないし、持っていても持っていることが分からなくなるためです。
	あなたはそのことを知っておきましょう。
	幸福を求めているのであれば、愛を努めましょう。
	あなたの中の愛を高めなければならなのです。
	人生は魂が成長するための場所です。
	魂が成長することは喜びです。
	あなたはこの世界が喜びのために存在しているということを知りましょう。
	この世界で幸福を得るためには、人格の向上というものが欠かせません。
	人格が向上するほどに真の自由を得ることができるでしょう。
	人格が伴わなくても、多くのものを所有することはできます。
	しかし、多くのものを所有しているからといって、自由と幸福が得られるという訳ではないのです。
	幸福への道ははそんなに簡単なものではないのです。
	様々な経験に対して、それを正しく理解し、感謝を以て受け、また返すことがなければならないのです。
	感謝して受けるほどに、そこには多くの愛があるということを理解しましょう。
	否定は愛ではないのです。
	不満も不安も苦悩も苦痛も、愛ではありません。
	どのようなものに対しても愛を見出し、人格の向上、魂の成長を実現しましょう。
	人格が高まれば、幸福に近付くということを覚えておきましょう。
	道に対して優れなければならないということを忘れてはなりません。
	
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