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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年10月11日日曜日

”神”の子と人間の子

多くの人は恐れに従います。
多くの人は恐れに従い、行うのです。
恐れとは、破滅的な感情です。
それは、破滅的なエネルギーなのです。
破滅的なエネルギーを用いて行えば、破滅が実現します。
恐れに従って行うのであれば、苦悩という破滅的な結果が実現するのです。
多くの人が恐れに従っているのが現状です。
それは、人の心の中には大きな恐れが存在しているからです。
人は、自らの心に従って選択します。
心の中に無いものには従うことができないのです。
人の心の中には陰と陽、ネガティブとポジティブの感情が混在しています。
しかし、人生を行っている人の心の中には、陰の感情の方が多く存在しています。
多くの人は、病気を恐れて健康を目指します。
財産を失うことを恐れて鍵を設置し、財産を奪われることを恐れて施錠(せじょう)するのです。
健康のために健康を目指し、財産を失うことを恐れずにいる人は少ないのです。
人の行為の動機は、その多くが恐れにあるのです。
意識的にも、無意識的にも、恐れを信仰しているのです。
あなたはそのようには思っていないでしょう。
自分が恐れに従っているとは思っていなくても、恐れに従っている人は多いのです。
主人の命じるままに、召し使いは働かなければなりません。
あなたの主人とは、あなたの信仰であり、召し使いとはあなた自身なのです。
”神”を恐れる人は”神”のように行い、人間を恐れる人は人間のように行うのです。
あなたは何を恐れているでしょうか?
多くの人は、人間に嫌われることを恐れています。
自らの所有する人間関係という小さな世界に生きているために、その中で除け者にされることを恐れています。
あなたは人に嫌われることをどう思いますか?
人に嫌われることを恐れているでしょうか?
あなたが人に嫌われることを恐れているのであれば、あなたは人間の子として生きることになるでしょう。
人間の子として生きるということは、人間としての学びを得ることになります。
人間としての学びとは、唯物と欲望についてです。
人間は唯物と欲望の中に生きています。
人間の子として生きるのであれば、それ等を克服する学びを得るのです。
あなたが”神”に嫌われることを恐れているのであれば、あなたは”神”の子として生きることになるでしょう。
”神”の子として生きるということは、”神”としての学びを得ることになります。
”神”としての学びとは、唯心と愛についてです。
”神”は唯心と愛の中に生きています。
”神”の子として生きるのであれば、それ等を克服する学びを得るのです。
人は、大きく分けてこの二つの道を生きることになります。
どちらを選んでも学びは導かれます。
どのように生きるかはあなた次第です。
しかし、自分が恐れに従っているということを理解する必要があるのです。
恐れとは、強大なエネルギーです。
これを理解し、手懐(てなず)けることがなければ、自らの力に翻弄(ほんろう)されてしまうでしょう。
嵐の中を目的地へと進むためには、嵐の性質を理解しておく必要があるのです。
あなたは自分について理解を深める必要があるでしょう。
自らの主人が誰であるのか?ということを知らずに、報酬を期待することはできません。
主人は自らの所有する財産の中から報酬を与えるのです。
所有しないものをわざわざ買い与えることはありません。
農夫は作物を与え、漁夫は魚を与え、猟夫(りょうふ)は獣を与え、杣夫(そまふ)は樹木を与えるのです。
農夫が魚を与えることも、漁夫が獣を与えることもないのです。
あなたの主人は、自らの所有する財産を報酬として与えるでしょう。
そのことを理解して仕える必要があるのです。
知らなかったと後に嘆(なげ)くことは賢明ではありません。
あなたは自分の意思で主人を決めるのです。
主人が誰であるのか?誰を恐れているのか?ということを知りましょう。

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