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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年10月25日日曜日

できること、できないこと

あなたが人を見る時には、その結果を見る必要があります。
多くの人は結果を見ながらも、その本質には気が付きません。
期待と希望を押し付けることによって、幻想を望んでいるのです。
結果がその人の答えです。
その結果を相手の答えとして認める必要があるのです。
しかし、期待と希望が相手を幻想の中に隠します。
あなたは相手に何を期待するのですか?
相手に対してどのような希望を抱いているのでしょうか?
相手の導く結果が答えなのです。
それを受け入れる必要があるということを覚えておかなければならないのです。
あなたは相手に「できるはず」「できるのにやらない」などと考えています。
しかし、結果としてやっていないことはできないのです。
結果としてやっていないことは分からないのです。
そして、結果としてやっていることだけを理解しているのです。
期待と希望はそれを否定し、相手ができる、分かるという自分勝手な願望を押し付けることになるのです。
人それぞれに立場が違います。
魂としての段階が違い、与えられた役割も違います。
あなたには必要なことが、相手には必要ではなく、相手にとって重要なことが、あなたにとっては重要ではないということは多々あることなのです。
しかし、そのことを知らないために、相手を自分の基準によって計ります。
そして、自分と違えば「そんなはずはない」と考えて、相手を矯正しようと努めるのです。
それは自我以外の何物でもありません。
あなたは他人とは別物なのです。
同じであるはずがないのです。
親子だから、血が繋がっているから、遺伝子が似ているから、親族であるから・・・
このような後天的なものには効力がありません。
人生は、先天的に計画されているからです。
世代が違えば、役割も違います。
一年前の常識は、現在には通用しません。
十年前、五十年前、百年前、五百年前、一千年前・・・
同じ状態(環境)が続いていると思いますか?
そこで必要な働きが同じであると思うのですか?
あなたよりも歳上の世代が同じ役割を担っていると思いますか?
あなたよりも歳下の世代ではどうでしょうか?
現状維持のために人が生まれて来ると思うのですか?
あなたにできることは、他人にはできません。
他人にできることは、あなたにはできないのです。
あなたがやりたくてもできないように、相手もやりたくてもできないのです。
役割が違うために、同じことをする必要などないのです。
自分と他人を一緒くたに考えてはならないのです。
しかし、無知な者は自分と他人を同じものとして考えています。
そのため、上記のように「できるはず」「できるのにやらない」という傲慢に至るのです。
あなたが親と同じことをする必要はありません。
あなたが子と同じことをする必要はありません。
そのような無用なことをする必要はないのです。
それぞれに与えられてた役割が違えば、それぞれの働きは違うものとなります。
それは異なる価値観を導き、異なる行為を引き起こすのです。
そのため、世代を挟んだり、他人に関しては理解することが難しいのです。
そこには対立が生じますが、これは、相手を認めていないためです。
無知こそが問題を導いているのです。
やっていないことは、できないのです。
そのことを理解しなければ、争いが収まることはありません。
相手を理解することをしなければ、苦悩を免れないでしょう。
あなたは相手の結果を見ましょう。
そして、余計な期待や希望によって、相手を決め付けないようにしなければなりません。

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