あなたは成長を実現しなければなりません。
	すべての存在の目的は成長です。
	これは何度も伝えなければならないことです。
	それは、成長という目的が根源的なものであり、それ以外を求める必要はないからです。
	成長を考えていれば、すべての豊かさに対して事足りるのです。
	どのような豊かさを求めていようとも、成長することだけを考えているのであれば、それは実現するのです。
	あなたが求めるに従って成長することによって、どのような豊かさも実現するのです。
	あなたは、自らの求めるように成長しなければなりません。
	どのような方向性でも構いません。
	それが、多くの人に反対されるような方向性でも、あなたが求めるのであれば、”それで良い”のです。
	善悪を気にする必要はありません。
	それは、善悪とは価値観や立場の問題でしかないからです。
	何が善であり、何が悪であるのか?ということは、誰にも分からないことなのです。
	状況や環境が変わるだけで、善悪は入れ替わります。
	人が考える善悪とは、その程度のものなのです。
	善悪には正しさは存在しません。
	それは、所詮(しょせん)感情に左右される幻想に過ぎないからです。
	そのため、あなたが善悪の基準を考慮したところで意味がないのです。
	善悪とは、人の感情によって導き出された根拠のない偏見に過ぎません。
	それを基準とする必要はないのです。
	あなたが求めるものが、あなたにとって正しいと理解しましょう。
	求めていないものを実現させることは、自分自身に矛盾を突き付けることになるのです。
	矛盾を抱えて生きることは、苦悩を生じさせるのです。
	それは、豊かさではありません。
	あなたが豊かさを得るためには、矛盾を抱えないように生きる必要があるのです。
	矛盾を抱えずに生きるためには、自分に正直でなければなりません。
	それは、自分が求めるに従って行うことです。
	自分が求める方向に成長するということなのです。
	それ以外に豊かさを得る方法はありません。
	常識的な豊かさをどれだけ得ようとも、あなたが満たされることはないのです。
	あなたにはあなたの豊かさの形があるということを覚えておきましょう。
	そして、他人には他人の豊かさの形があるのです。
	それぞれの豊かさの形を追求すれば良いのです。
	あなたは自分の豊かさを求め、他人には他人の豊かさを求めさせましょう。
	自分以外のすべての人が他人です。
	血を分けた家族であろうと関係ありません。
	親や子であろうとも、別の人生を生きる他人(別人)なのです。
	それぞれの豊かさの形があるのです。
	日光を受けて育つ植物があります。
	人工の光を受けて育つ植物もあるのです。
	そこに善悪は存在しません。
	どちらが正しいのかは、立場によって決まるのです。
	日光を受けて育つ者は、日光を受けて育てば良いのです。
	人工の光を受けて育つ者は、人工の光を受けて育てば良いのです。
	どのような結果を得るかを危惧(きぐ)する必要はありません。
	どのような結果を得ようとも、その結果によって学ぶことがあるからです。
	人は反対の立場にあることを理解することが難しいのです。
	自分に無いものを受け入れることができないのです。
	しかしながら、それでは矛盾を抱えることになるのです。
	それぞれが良いと思うものを求めています。
	その結果がどのようなものになろうとも、その人にとってはそれが必要な学びであり、乗り越えるべき課題なのです。
	”それで良い”ということを知っておきましょう。
	善悪に根拠はないのです。
	そのため、結果にも善悪の根拠はありません。
	善悪を決め付けてはならないのです。
	必要なのは成長することです。
	成長することができれば、手段はどのようなものであろうとも構わないのです。
	成長すれば良いだけです。
	それ以外の難しい目的はありません。
	そのため、あなたは善悪に捕らわれてはなりません。
	多くの人が反対しても、貢献に役立つことがあるのです。
	それが善であろうと、悪であろうとも、あなたが求めるのであれば探求しましょう。
	”それで良い”のです。
	
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