すべての人は人生に目的を所有しています。
	すべての人が自らの抱える目的を達成する必要があるのです。
	目的はそれぞれに異なっています。
	それぞれの人は、それぞれの目的のために生きているのです。
	あなたは自らの抱える目的を自覚しなければなりません。
	それは、あなたの心の底にあって、純粋な感情です。
	あなたが何よりも求めるものが、あなたの純粋な感情であり、人生の目的なのです。
	例えば、苦しくても欲するものがそうです。
	例えば、何等かの報酬(ほうしゅう)が得られなくてもやりたいことです。
	例えば、誰からも理解されなくても、行っていることです。
	あなたの純粋な感情は、どのような障害にも止めることはできません。
	どのような問題が生じても、それを乗り越えていくものなのです。
	そのような強い力が、あなたの心の底に存在しているのです。
	あなたはそれを汲み上げ、この世界に撒(ま)かなければなりません。
	それを汲み上げ、目の前の人にプレゼントしなければならないのです。
	純粋な感情は、誰にとっても”美味”です。
	すべての人がそれを欲しているのです。
	それは、すべての人が自らの人生の目的を果たすことを欲しているからです。
	人生の目的を果たすためには、純粋な感情に触れる必要があります。
	心の底からそれを汲み上げなければ、人生の目的を果たすことができないのです。
	それは、人生の目的を果たすために必要な原動力です。
	純粋な感情がなければ、人生の目的は果たすことができないのです。
	あなたは純粋な感情に従っているでしょうか?
	例えば、苦しくても欲するものを持っているでしょうか?
	例えば、何等かの報酬が得られなくてもやっていることがあるでしょうか?
	例えば、誰からも理解されなくても、実行していることがありますか?
	すべての人が人生の目的を所有しています。
	そして、すべての人がそれを果たさなければならないのです。
	なぜなら、それが人生の目的だからです。
	至極単純な理由です。
	人生の目的を果たすことがなければ、人が満足することはありません。
	それは、何をしても幸福を得られないということなのです。
	自分の人生の目的ではないことのために力を使っているのであれば、自分の人生の目的からは遠ざかります。
	目的地は、人生の目的なのです。
	そこを目指さずに目的地に辿り着くことはできないのです。
	大海に彷徨(さまよ)い、波や風に翻弄(ほんろう)されて回遊(かいゆう)していてはなりません。
	大海の中にあっても、目的地を見失わず、波や風に逆らって進まなければならないのです。
	そうでなければ、決して満足することはないのです。
	あなたは大海に浮かぶ小舟のようなものです。
	多くの場合、目的地は定まらず、航路(こうろ)を知ることもありません。
	どこへ、どのように行けば良いかも分からずに、波や風に流されるのです。
	それは、他人や常識、伝統などに流されるようなものなのです。
	あなたの現状は、あなたの人生の目的のための人生なのでしょうか?
	他人や常識、伝統のための人生になってはいませんか?
	他人も常識、伝統も大切です。
	それを尊重しなければなりません。
	しかし、その前提としては、自分の人生を生きている必要があるのです。
	自分の人生の目的を果たす道のりにおいて、他人や常識、伝統を大切にしなければならないのです。
	自分の人生の目的を果たす道のりを行くこともなく、他人や常識、伝統を大切にしている場合ではないのです。
	多くの人は波風に翻弄されています。
	そのため、愚痴(ぐち)を吐くのです。
	自分の不甲斐無(ふがいな)さを、他人や常識、伝統のせいにしているだけなのです。
	それ程に滑稽(こっけい)な姿があるでしょうか?
	あなたは自分の人生の目的を所有しています。
	そのために、純粋な感情と向き合いましょう。
	例えば、苦しくても、無報酬でも、理解者に恵まれなくても、やりたいと思えるものを探しましょう。
	
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