あなたは、自分自身によって、この人生を生きなければなりません。
あなたは、自分自身によって、他の存在と調和しなければなりません。
あなたは、自分自身によって、他人と共存する必要があるのです。
重要なのは、あなたが自分自身であることです。
自分自身であることによって、この世界、他の存在、他人に貢献することができるのです。
あなたが自分自身でなければ、貢献することは出来ないと理解する必要があるのです。
自分自身とは、我欲に根差した自我のことではありません。
自分自身とは、あなたに与えられた役割のことなのです。
あなたという存在は、与えられた役割そのものなのです。
あなたは役割であって、それ以外の存在ではありません。
あなたはこの世界の一部であるのです。
あなたには、果たさなければならない役割が与えられているのです。
そのことを忘れている者が多いのです。
大半の者が自らの役割を忘れています。
そのために、苦悩が絶えないのです。
あなたが不足を感じているのであれば、それは役割を見失っているからなのです。
自分自身を見失っているために、様々な形で不足を感じるのです。
しかしながら、多くの人は不足の本質を理解しません。
そのため、他人や物に対して執着することによって、不足を忘れようと努めているのです。
しかしながら、どれだけ他人や物に執着したとしても、その不足が満たされることはありません。
他人や物にどれだけ求めても、最終的に得られるのは虚しさなのです。
あなたは、自らの役割を果たすことによってのみ、その不足を満たすことができます。
自分自身を見失って、どうして不足を満たすことができるのでしょうか?
自分自身を見失っているのだから、その他の何も見えてはいないのです。
自分自身を見据(みす)えることができれば、あなたはその他のすべてを見据えることができるのです。
あなたは、自分自身を通してものを見ているのです。
自分自身が透明ならば、何も見ることはできないということに気が付きましょう。
あなたの自分自身に対する認識が、見るものの認識に繋がります。
どれだけ自分自身を知っているか?ということです。
あなたが自分自身に対して認識を深めるほどに、物事に対する認識は深まります。
自分自身を見失っている者には、すべてが味気ないものとなるのです。
自分自身を見据えている者には、すべてが輝いて見えるでしょう。
人生を意義のあるものとするためには、自分自身を知り、自分自身である必要があるのです。
あなたの人生の目的は何ですか?
あなたはどのような形で世界に貢献する必要があるのでしょうか?
あなたは自分自身を探し続けなければなりません。
あなたは自分自身でなければならないのです。
他人のために、自分自身を見失ってはなりません。
あなたは他人と理解し合わなくても良いのです。
役割が違えば、理解も乖離(かいり)するのが自然です。
他人に媚(こ)び諂(へつら)う必要などないのです。
他人と協力しなければなりませんが、求められているのは自分自身での協力です。
自分自身で無い者は、協力しようにも役には立たないのです。
それは、自分自身では無いからです。
あなたが自分自身で無いのであれば、代用はいくらでもいるということなのです。
それは、多くの人が自分自身ではないからです。
多くの人が同じなのです。
同じ考え方、同じ捉え方、同じ生き方をしているのです。
違いは微差(びさ)に過ぎません。
ならば、”どれでも”良いのです。
ここまで読んで不快に思うのであれば、あなたには可能性が残されているでしょう。
あなたは自分自身(役割)を思い出さなければなりません。
他人のためのあなたではないのです。
世界のためのあなたなのです。
あなたは誰ですか?
代用が利くのであれば価値はないでしょう。
あなたに価値を与えるものがあるとするのであれば、それは自分自身であることだけなのです。
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