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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2016年8月26日金曜日

知識の地図

”すべては一つ”です。
”すべては一つ”に繋がっているのです。
この世界において、独立している存在はありません。
関係の無いように見えるものであっても、繋がりを持っているのです。
多くの人は、”すべては一つ”に繋がっているということを知りません。
それぞれが別々の存在であり、離れ離れに存在していると思っているのです。
そのため、物事の道理を理解することができず、分裂という結果を導くことになるのです。
本来ならば、物事を調和に導くことによって豊かさを得ることができます。
物事を調和に導くためには、”すべては一つ”という道理を理解する必要があるのです。
この世界においては、それぞれが共存することによって豊かさが導かれます。
互いに協力することによって初めて豊かさが導かれるのです。
どこかの段階で協力が絶たれるのであれば、豊かさが導かれることはありません。
身体の臓器のどれか一つでも機能していなければ、健康を保つことはできないのです。
すべての臓器が機能することによって、肉体は健康を保つことができるのです。
必要の無い臓器が存在するでしょうか?
必要であるから存在しているのです。
この世界に必要の無いものが存在するでしょうか?
臓器と同じように、人間の短絡的な発想によって不要なものと決め付けていれば、全体のバランスが崩れてしまうのです。
それによって、豊かさが脅かされるということを知る必要があるでしょう。
全体を捕えなければなりません。
全体を認識することによって、個々を理解することができるのです。
多くの人は目の前の個を知ろうと努めています。
自分が携わるものへの理解を求めているのです。
そのため、多くの人は個を理解するために努めるでしょう。
そして、個を理解するために、個への知識を追求するのです。
しかしながら、個を追求したところで、個を理解することはできません。
なぜなら、個は全体の一部であり、全体を理解することができなければ、個を理解するには至らないからです。
機械の一部品だけを以て、それが何であるのか?を理解することは難しいでしょう。
一部品は、機械に組み込まれた状態を知ることによって、理解されるのです。
機械を知らなければ、部品を理解することはできないのです。
しかしながら、多くの人は部品のみの情報によって、その部品が何であるのか?ということを求めているのです。
全体を知らなければ、個を理解することはできません。
そのため、あなたは視野を広げなければならないのです。
個には直接的に関係しないものであっても、間接的には関係しています。
”すべては一つ”に繋がっているのだから、間接的には確実に関係しているのです。
別の個と比較することによって、個への理解は深まります。
全体と比較することによって、あなたは個を知るでしょう。
あなたは広く情報(知識)を集めなければなりません。
専門的な情報を集めることは、理解を深めるには有効のように思えます。
もちろん、それは理解を深めることに繋がります。
しかしながら、理解を深めることはできても、それが何であるのか?ということは分からないのです。
その部品がどのような寸法(すんぽう)であり、材質であり、硬度であり・・・
このような構造を理解することはできます。
しかしながら、それがどのように役立つのか?ということを理解することはできないのです。
個を役立たせるためには、全体との対比(たいひ)が必要となるのです。
全体に対してどのようにして貢献するのか?ということを知らなければ、理解を深めたところで価値がないのです。
理解が深まらなくても、役に立っている方が価値があるということを覚えておきましょう。
あなたが如何に良い個を所有していたとしても、全体の役に立たなければ価値がありません。
そのため、専門的知識に偏らず、必ず広い角度の視野によって全体への理解を深めましょう。
個は、全体との相性を必要としているのです。
個がそれぞれに調和することによって、全体となるのです。
調和の取れた全体は、豊かさを導くものなのです。
個が分裂している状態であっては、全体は乏しさを導くでしょう。
あなたは全体と調和しているでしょうか?
狭い視野によって生きてはなりません。
あなたは常に広い角度の情報を求めましょう。
知らない知識を求めるのです。
心の中に、全体の地図を知識によって描くのです。
無知とは、未開の土地です。
あなたはこの世界に存在するすべての知識を求めましょう。
そのような気概(きがい)を持っていなければなりません。

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