この世界には、陰陽の二つの性質が存在しています。
それは、有無を形成します。
それは、生死によって理解することができるでしょう。
人は生まれ、死ぬのです。
人は死に、生まれるのです。
人は、命の中に生死を所有し、有無を所有し、陰陽を所有しているのです。
それは、この世界がそうであるからです。
この世界には、陰陽の二つの性質が存在しています。
それは規則となり、世界を形成しているのです。
あなたはこの世界に生まれました。
それは、同時に規則の中に生まれたということでもあるのです。
あなたが生まれる前からこの世界は存在しています。
しかしながら、あなたが生まれたことによって、世界は存在したのです。
ここにも、有無が同時に存在しているということを理解しましょう。
この世界の規則は、あなたに相応しいのです。
あなたはこの世界の規則によって多くを学ぶ必要があるのです。
多くの人は、世界の規則を受け入れることが出来ません。
言っておきますが、あなたが世界に生まれたのです。
あなたはこの世界の規則の一部として生まれました。
すべての人の生まれは、”奴隷”であるということを覚えておかなければならないのです。
”奴隷”には豊かさは与えられないのです。
それは、従うだけの”奴隷”であっては、世界に貢献することはできないからです。
そのために、すべての人には”奴隷”としての状態を抜け出し、本当の意味で世界に貢献することが求められているのです。
あなたは、この世界のために貢献しなければなりません。
貢献するということは、世界を発展させるということなのです。
人が世界に貢献することによって、規則は変化していくのです。
それが時代です。
時代によって、規則は大きく異なります。
人は、時代を創造していくのです。
時代は変化し続けます。
あなたが生まれた時とは、時代は大きく異なっているのです。
人は、規則の中に生まれます。
しかし、その規則は変化し続けます。
あなたは規則と共に、自らの在り方も変化していく必要があるのです。
時代に逆らうことは、世界に貢献することにはなりません。
時代を牽引(けんいん)する必要があるのです。
時代を牽引するということは、大それたことを行うということではありません。
あなたの考える方法によって生きていれば良いだけです。
しかしながら、多くの人は自らを”奴隷”という初歩の立場から解放することが出来ません。
それは、前時代的な方法を続けているということなのです。
時代を牽引する方法は、人それぞれに異なります。
人が、自分の人生を生きることを決心した時、その方法は自然と導かれるのです。
貢献は、自分の人生を生きることによってのみ実現することが出来るのです。
”奴隷”としての立場は、自主性を失っている状態です。
それは、安全という名の不自由の檻(おり)に閉じ込められている状態であるのです。
それでは貢献することは出来ません。
時代に従う(逆らう)ということは、規則に支配されるということなのです。
あなたは新たな規則を創造しなければなりません。
それは、その世界に生きる自分のためです。
そして、その世界に生まれる誰かのためなのです。
生まれた時から規則は存在しています。
初めから存在している規則を問題とする必要はないのです。
規則は既に存在しているのだから、それを活用すれば良いのです。
あなたのために規則は存在するのです。
規則に行く手を阻まれる必要はありません。
規則に苦悩する必要はないのです。
不満や文句を吐くものではありません。
腐らずに励(はげ)みましょう。
安全という名の不自由の檻に閉じこもっているのは、あなたの意思なのです。
それは、雛鳥(ひなどり)の卵の殻のように、子どものあなたを守る防壁であったのです。
しかしながら、いつまでもそこにとどまっているために苦しんでいるのです。
苦悩を感じるのであれば、防壁が狭くなったということです。
あなたが守られる時代は過ぎたのです。
古い時代を手放し、新たな時代に足を踏み出すのです。
安全という名の不自由の檻を破り、危険という名の自由を遊びましょう。
それは、自分の考える方法によって生きるということなのです。
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