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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2017年8月2日水曜日

手間を惜しまず

あなたが豊かさを求めるのであれば、手間を惜しんではなりません。
豊かさにとって必要なのは、丁寧な仕事です。
丁寧な仕事を実現するためには、手間を惜しむことはできないのです。
手間こそが、その仕事を丁寧なものにするのです。
しかしながら、多くの人は手間を惜しみます。
それは、手間を掛けることは骨が折れるからです。
手間とは、労力です。
多くの人は、労力を惜しむのです。
それは、労力を注ぐことは疲れるからです。
多くの人は、楽な仕事を求めているのです。
少ない労力によって、多くの成果を望んでいるのです。
残念ながら、少ない労力によって多くの成果を得ることはできません。
それは、この世界には因果の仕組みが存在しているからです。
結果には、それに相応しい原因が必要となります。
残念ながら、この世界には奇跡というものは存在しません。
すべてには理由があり、すべてが必然なのです。
そのため、手間を惜しんだ仕事は疎(おろそ)かなものにしかなりません。
どれだけ外見を整えても無駄です。
鉄から錆(さび)が浮かぶように、疎かな仕事は必ず表面化するのです。
疎かな仕事を隠し通せるほど、この世界は甘くはないのです。
疎かな仕事は、丁寧な仕事によって暴かれます。
手間を惜しみ、疎かな仕事をする者には信用がありません。
そのような者の人生は必ず乏しいものとなるのです。
手間を惜しむ者が豊かに生きることはできません。
例え、目の前の相手を騙(だま)すことはできても、因果の仕組みを騙すことはできないのです。
多くの人が人生の乏しさに文句を吐きます。
多くの人が、現状を否定しているのです。
それは、自らが手間を惜しんだ結果なのです。
自らの疎かな仕事が、乏しい人生を築いたのです。
あなたの仕事は、自らの人生を築いているということを理解しましょう。
目の前の仕事に対して手間を惜しむ者は、人生に対しても同じことをします。
手間を掛けて、丁寧に生きることのできない者には、豊かな人生という成果を上げることはできないのです。
多くの人は、目の前の仕事に対して手間を惜しみます。
労力を費やすことを嫌うのです。
それは、怠慢(たいまん)を好むからです。
そのような者は信用されることも、重宝されることもありません。
信用も重宝もされない者が、どうやって貢献し、豊かさを得るというのでしょう?
豊かさとは、貢献の度合によって決まるのです。
何もせずに、豊かさを得られるほど、この世界は甘くはありません。
多くの人が奇跡を待ち望んでいます。
決して実現することのない奇跡を待ち望んでいるために、目の前の仕事を疎かにするのです。
水が必要であるのならば、川に汲(く)みに行けば良いのです。
それが嫌ならば、井戸を掘れば良いでしょう。
多くの人は、天が与える雨粒をいつまでも待ち望んでいます。
雨が降るまでは何もしないのです。
それでどうやって豊かさを得るのでしょうか?
手間を惜しむことは乏しさの始まりです。
あなたは、仕事に手を抜いてはなりません。
効率的なことと、手間を惜しむことは違います。
手間を掛けるほどに、その仕事は効率化していくのです。
手間を惜しみ、手を抜いているような者の仕事は無駄が多いのです。
手間を掛け、真剣に働いている者の仕事には無駄がありません。
あなたは履き違えてはなりません。
どのような仕事も丁寧に行うのです。
手間を惜しまず、後悔の無い仕事をしましょう。
勤勉な者は豊かさを得ることができます。
しかし、怠け者は乏しさを得るでしょう。
豊かさを待ち望んではなりません。
今すぐに、豊かさの原因を用意するのです。

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