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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2017年8月7日月曜日

悪巧み

人の世は、優れたものではありません。
人の世は、未熟な世界なのです。
それは、それを築いているのが人であるからです。
すべての人が未熟です。
褒(ほ)められる人は存在しません。
すべての人は無知と誤解を所有しているのです。
無知と誤解は歪みと汚れを生み出します。
すべての人が歪みと汚れによって、不足と不満を抱えているのです。
すべての人が飢(う)えを避けることができません。
すべての人が、何かを必要としているのです。
すべての人が欲求を所有します。
そして、多くの人が欲求に従うのです。
未熟な者の欲求は、自らの不足と不満を補(おぎな)うために用いられます。
多くの人は、不足と不満を補うための欲求に従っているのです。
そのため、多くの人の行為は不足と不満に寄り添(そ)うものとなるのです。
多くの人が、飢えを満たすために行為するのです。
飢えている者には見境(みさかい)がありません。
飢えている者には、分別を弁(わきま)えるほどの力はないのです。
飢えている者は必死です。
そして、飢えている者の欲求は激しさを増すのです。
世の中には、悪事を企(たくら)む者がいます。
それは、自らの飢えを満たすためです。
自らの欲求を満たすために、分別を失っているのです。
多くの人は、悪事のために心を汚します。
心が汚れているために悪事を思い付くのですが、悪事を働くことによって、更に心を汚すのです。
残念ながら、世の中には悪事が蔓延(はびこ)っています。
それは、仕方のないことです。
現状においては、そうする他ないのです。
人は、自らの学びに従って人生を選択します。
人には、それぞれに学ぶべきことがあるのです。
悪事を企み、それを働く者は、悪事によって導かれる結果を学ぶ必要があるのです。
そして、悪事を働かれた者は、それを許すことを学ぶのです。
それは、悪事を働かれた者は、過去に悪事を働いた経験があるからです。
すべての人が悪事を企みます。
この世界において、悪事を企まない者はいないのです。
それは、すべての人が悪事を働かれ、それを許す経験を学ぶためなのです。
この世界に存在するすべての人が未熟です。
そして、未熟な人が築く世の中も未熟です。
人の世には悪事があって当然なのです。
すべての人が悪事を企み、多くの人が悪事を働くのです。
それを前提として覚えておきましょう。
人を優れた存在だと考えてはなりません。
どのような人物も、決して褒められるものではありません。
人は未熟であるが故(ゆえ)に、成長することができるのです。
人生の目的は成長です。
すべての人が成長することを目的として生まれたのです。
人が成長するためには、悪事が必要であるということを覚えておきましょう。
人の世には、悪事があって良いのです。
あなたは悪事を憎んではなりません。
悪事とは結果であり、それを撲滅(ぼくめつ)しようとするのは愚かなことです。
あなたには、他人の悪事をどうすることもできないのです。
悪事の原因は歪んだ心です。
歪んだ心を正すことによって、悪事を企むことも、それを働くこともなくなるのです。
賢(かしこ)い選択とは、他人の悪事を許すことです。
それは、自らの心と他者の心を成長に導きます。
心は成長するほどに満たされます。
満たされた心は、悪事には興味を失うのです。
それは、成長した心は、悪事に対する信頼を手放すからです。
未熟な者ほど、悪事に対して強い信頼を抱いているものです。
この世界には、因果の仕組みが存在しています。
悪事によって豊かさを得ることはできません。
悪事に付き合うことをやめて、許すことに時間と労力を注ぎましょう。
その方が有益なのです。

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