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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2017年8月20日日曜日

道を急ぐ

すべての人は豊かさを求めます。
それは、豊かさこそが、生まれてきた意義だからです。
すべての人が豊かさを目指しているのです。
そして、多くの人は豊かさを急ぎます。
最短の距離を進めば、豊かさに辿り着けると考えているのです。
人生の目標は豊かさです。
誰もが、豊かさに辿り着く必要があります。
そのため、多くの人は豊かさを急ぐのです。
残念ながら、急いだところで豊かさに早く辿り着けるという訳ではありません。
急ぐことによっては、却(かえ)って豊かさは遠ざかるということを覚えておかなければならないでしょう。
豊かさとは、急いで辿り着けるものではありません。
豊かさへと辿り着くためには、それに必要な条件を満たしておく必要があるのです。
この世界には、逆らうことのできない理(ことわり)が存在しています。
誰も、理に反することはできません。
当然のことながら、豊かさも理の中に存在しているのです。
そのため、理に反すれば、豊かさに辿り着くことはできないのです。
社会には交通規則が存在し、それに反して目的地へと辿り着くことができないように、この世界には自然法則(理)が存在し、それに反して豊かさを得ることはできないのです。
多くの人が道を急ぎます。
それは、目的地への憧れを抱えているからです。
早く辿り着きたいと願うのです。
そこで、規則を破ります。
それは、目的地へと逸早(いちはや)く辿り着くための姑息(こそく)な方法なのです。
姑息な方法では、目的地へと辿り着くことはできません。
規則を破って先へ進もうとする者には、その行為に相応しい罰が与えられるからです。
規則を破れば、早く進んでいるように錯覚します。
しかしながら、それは幻想に過ぎません。
その時は良くても、後には足止めを食らうことになるからです。
規則を破る者は、決して早くは進めないのです。
大切なのは、規則を守って進むことです。
豊かさへと辿り着くための条件とは、理を外れないことです。
豊かさとは、理の中に存在しています。
理を外れるのであれば、豊かさへと辿り着くことはできないのです。
規則を破って足止めを食らうのは、その道が間違っているからです。
あなたが道を踏み外しているために、それを止めようとしているのです。
しかしながら、多くの人はそのことに気が付きません。
多くの人は、規則を破ってまで、豊かさを求めているのです。
どのように急いでも、理から外れて豊かさに辿り着くことはできません。
多くの人がそのことを理解しません。
理とは、思いやりのことです。
規則とは、それだけなのです。
相手のことを考えることこそが思いやりです。
相手のことを考えるのであれば、理を外れるようなことはありません。
人が理を外れる時、それは自分のことを考えている時なのです。
利己的な者は決して豊かさへと辿り着くことはできません。
利己的な者は、必ず足止めを食らうのです。
急いでは、相手のことを考える余裕がなくなります。
急(せ)いても豊かさへは辿り着けません。
あなたは落ち着いて行動しましょう。
交通規則を守らない者は、却って遅くなるのです。
事故を起こしても詰まらないのです。
思いやりを大切にしましょう。
自己の利益を追求しているようでは、豊かさへと辿り着くことはできません。
目的地へと辿り着くためには、道のりと規則を学ばなければなりません。
自分勝手に辿り着けると思い込んではなりません。
この世界には、どうにもならないことがあるのです。
あなたには、この世界の理をどうすることもできないのです。
道を急がず、思いやりを以(もっ)て確実に進みましょう。

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