これは、あなたの人生です。
あなたは、自らの人生を完成させなければなりません。
人生は、自分に相応しく展開します。
人生を完成させるためには、自分自身を完成させなければならないのです。
人生の完成とは、人生が豊かさを実現することです。
”これで良かった”と思うことの出来る人生であれば、完成したということなのです。
あなたは、人生を終える時に、”これで良かった”と思えるような生き方をしなければならないのです。
人生を決めるのは、自分自身の状態です。
人生は、自分自身に相応しく展開するのです。
あなたが気にしなければならないのは、自分自身の状態です。
しかしながら、多くの人は、自分自身の状態を気に掛けていません。
多くの人は、自分以外の何かを気に掛けているのです。
例えば、他者のことを気に掛けています。
多くの人は、自分が他者にどのように評価されるか?ということを気にしています。
例えば、財産のことを気に掛けています。
多くの人は、どのようにすれば多くの財産を貯(たくわ)えることが出来るか?ということを気にしています。
例えば、多くの人は将来のことを気に掛けています。
多くの人は、将来を危惧(きぐ)しているのです。
例えば、健康のことを気に掛けています。
多くの人は、病気によって苦しむことを恐れているのです。
多くの人は、自分自身のことを考えるよりも、それ以外のことを考えているのです。
これは、あなたの人生です。
人生の原因は自分自身であるということを覚えておきましょう。
自分以外のどのような存在も、あなたの人生の原因ではありません。
自分以外の存在は、人生の過程に過ぎないということを理解する必要があるでしょう。
この世界には、因果の仕組みが存在しています。
どのようなことにも、因果が存在するのです。
この世界においては、原因に相応しい結果が実現するのです。
人生の原因は、自分自身です。
自分以外のどのような存在も、あなたの人生の原因ではありません。
あなたは、そのことを覚えておかなければならないのです。
自分の状態に相応しい人生が導かれます。
あなたは、自分自身の状態を気にしなければなりません。
目の前のどのような状況が存在しても、自分自身の状態を気にしなければならないのです。
人生の原因に成り得ないものをどれだけ気にしても、人生には影響がありません。
他者や、財産や、将来や、健康などは、豊かである方が良いのです。
しかしながら、それ等は自分自身の副産物に過ぎません。
自分自身の状態こそが、他者や財産や将来や健康などの、自分以外の状態を決めるということを理解しなければならないのです。
大切なのは、心を美しく保つことです。
窓ガラスを磨くように、心を美しく磨きましょう。
そうすれば、美しい景色を美しいままで望むことが出来るでしょう。
人生は美しいのです。
しかしながら、多くの人は人生を醜(みにく)いものだと考えています。
それは、心の汚れを通じて人生を見ているからなのです。
どのように美しい景色も、窓ガラスが汚れているのであれば、醜いものとなってしまいます。
多くの人は、自らの心の汚れを見ていることに気が付かず、人生に対して不平不満を吐いているのです。
醜い景色を見たくないのであれば、窓ガラスを磨けば良いのです。
そうすれば、本来の美しい景色を望むことが出来るのです。
多くの人は、目の前の窓ガラスに気が付きません。
なぜなら、先入観を抱えているからです。
人生は、心の整っていない者には苦しいのです。
”わたし”が人生は苦しいものだと言うのは、これを読むあなたの心が整ってはいないからです。
それは、仕方のないことです。
それが悪いと言っているのではありません。
なぜなら、すべての人が未熟に生まれるからです。
あなたは、自分が未熟であり、先入観を抱えて人生を見ているということを理解しましょう。
そのことを理解すれば、自分が見ているものが何であるのか?ということに気が付くことが出来るでしょう。
あなたは、自分の心を見ているのです。
それを美しく保ち、人生を望みましょう。
心を美しく保つためには、目の前の状況がどのようなものであろうとも、それを感謝の気持ちを以(もっ)て受け入れるということです。
否定や拒絶などの反発によっては、心を美しく保つことは出来ないということを覚えておきましょう。
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