すべての人は、役割を果たさなければなりません。
人には、それぞれに役割が与えられているのです。
どのような人物にも、大切な役割が与えられています。
役割には、優劣は存在しません。
目立つものと目立たないものはありますが、それが優劣を分けるということではないのです。
目立つ役割も、目立たない役割も、価値は同じです。
すべての役割がこの世界において大切なものなのです。
役割とは、分際です。
分際とは、それぞれの程度です。
人には、それぞれに適切が存在するのです。
あなたは、自らの分際に相応しい役割を担っています。
あなたの役割がどのようなものであったとしても、それは、あなたに相応しいものなのです。
あなたは、自らの分際を生きなければなりません。
分際とは、特性のことです。
あなたには、何か得意なことがあるはずです。
それが、目立つものであっても、目立たないものであっても構いません。
どちらにしても、得意なことがあるはずなのです。
この世界には、特性を持たずに生まれる人はいません。
その特性が、現時点において、役に立つかどうかは関係ありません。
役に立とうが立つまいが、誰もが自分の特性を持っているのです。
大切なのは、自らの特性を生かすことです。
役に立とうが立つまいが、自らの特性を生かすのです。
そうすれば、あなたは自らの役割を果たすことが出来るのです。
自らの役割を果たすことが出来れば、それは必ず何かの役に立ちます。
あなたは、何も心配せずに、自らの役割を果たしましょう。
目立とうが目立つまいが、役に立とうが立つまいが、自らの役割を果たすために努めなければならないのです。
この世界には無駄は存在しません。
あなたの役割が、どのような形で役に立つか分からなくても、役に立たない役割は存在しません。
どのような役割も、必ず役に立つのです。
あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。
自らの役割を諦めてはなりません。
自らの特性を信じなければならないのです。
あなたは、自らの役割を果たすための人生を歩むことになります。
それは、避けられないことなのです。
あなたは、自らの特性に従い、自らの役割を果たさなければなりません。
そのためには、役割を果たすために必要な形を整えなければなりません。
役割を果たすために必要な形を整えるためには、そのために必要なものを手放し、そのために必要なものを得なければならないのです。
何かを得るためには、それに相当する何かを失わなければなりません。
何かを失わなければ、それに相当する何かを得ることは出来ないのです。
この世界には、因果の仕組みが存在しています。
どのような人物も、因果の仕組みに逆らうことは出来ません。
なぜなら、因果の仕組みとは、この世界の理(ことわり)であるからです。
何かを得るためには、それに相当する何かを失わなければなりません。
因果のバランスが崩れることはありません。
何かを得る代わりに何かを失い。
何かを失う代わりに何かを得ます。
この世界に実現するのは必要だけなのです。
あなたは、手放す時が来たら手放しましょう。
そして、何かを得る時には、快(こころよ)く受け入れましょう。
あなたは、自分の役割を知りません。
あなたは、何を手放し、何を得れば良いかを知らないのです。
あなたには、答えが分かりません。
そのため、人生に従う他ないのです。
人生に従って、必要を手放し、必要を得ていれば、あなたは役割を果たすことの出来る形へと変化していくでしょう。
人生は思い通りにはなりませんが、それで良いのです。
思い通りには展開しないからこそ、人生は楽しいのです。
予定調和には楽しみがありません。
何を失い、何を得ても楽しまなければなりません。
それが、分際を生きるということなのです。
あなたは、自らの役割を果たすことの出来る形を整えましょう。
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