人は、それぞれの人生を生きています。
人は、それぞれの人生を生きなければなりません。
誰一人として、同じ人生を生きることは出来ません。
すべての人生には、隔(へだ)たりが存在しているということを覚えておかなければなりません。
これは、あなたの人生です。
他者が介入(かいにゅう)する余地はありません。
どのような人物も、あなたの人生に割り込み、あなたに代わって決定することは出来ません。
誰も、あなたの人生を操作することは出来ないのです。
あなたの人生の決定権を持つのは、あなた自身です。
あなた以外には、あなたの人生を操作することは出来ないのです。
あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。
これは、重要なことなのです。
あなたは、自分の人生を自分で決めなければなりません。
残念ながら、最終的な決定権を持つのはあなただけです。
誰かに期待したとしても、叶わないことなのです。
これは、自分の人生であるということを覚えておきましょう。
それは、他者にも同じことが言えます。
あなたと同じように、他者も自分の人生を生きています。
他者もあなたと同じように、自分の人生は自分で決めなければなりません。
人生は、それぞれの判断によって展開されるものなのです。
そのため、あなたは他者の人生に介入することは出来ません。
あなたは、他者を操作することは出来ないのです。
あなたが生きているのは、自分の人生だけです。
他者も、同じように自分の人生だけを生きています。
そして、人は、それぞれに役割を以(もっ)て生まれるのです。
それは、それぞれが果たさなければならない人生の目的なのです。
人は、目的を無視して生きることは出来ません。
すべての人は、目的を果たすために生きなければならないのです。
どのように否定しようとも、目的に従って生きなければなりません。
すべての人は、自らの役割を離れることが出来ないのです。
あなたは、自らの役割と共に生きなければなりません。
他者も同じように、自らの役割に従って生きなければならないのです。
あなたの役割と、他者の役割は異なっています。
あなたの人生の目的と、他者の人生の目的は異なっているのです。
人は、それぞれの目的のために生きなければなりません。
人は、それぞれの目的地へと通ずる、それぞれの道を歩まなければならないのです。
あなたは、自分の人生の目的地へと歩まなければなりません。
他者も同じように、自分の人生の目的地へと歩まなければならないのです。
そのため、あなたには、他者を導くことは出来ません。
他者の目的地を、あなたは知らないのです。
他者も同じように、あなたを導くことは出来ません。
それは、他者も同じように、あなたの目的地を知らないからです。
目的地も知らずに、道程(どうてい)を教えることは出来ません。
況(ま)して、あなたは自分の目的地も知らないのです。
自分も導くことが出来ない有り様で、どうやって他者を導くというのでしょうか?
あなたは、自分が何のために生まれ、何のために生きているか?そして、何のために死ぬか知っていますか?
他者の”それ”は、より難しいのです。
他者の人生は、本人に任せる他ありません。
心配しなくても、他者は自分の役割に従って、目的地へと歩みを進めることが出来るのです。
種は、教えなくても芽吹きます。
鳥は、教えなくても飛び、魚は教えなくても泳ぎます。
人は、教えなくても考えるのです。
すべての人は、必要に迫られるのです。
あなたが厚かましく介入する必要はないのです。
人を導くことが出来ると考えるのであれば、それは傲慢(ごうまん)であるということを理解しなければなりません。
あなたは、他者を放っておく他ないのです。
他者がどのような選択をしても、それが役割であり、目的を果たし、目的地へと辿り着くための一歩なのです。
理解する必要はありません。
残念ながら、あなたには理解することは出来ません。
自分を整えておきましょう。
そして、自分の人生を懸命に生きましょう。
あなたに出来るのは、それだけのことです。
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