あなたが苦悩を受けるのであれば、それは既に間違った考え方によって、間違った生き方をしています。
苦悩が幅を利かすその道は、あなたにとって正しいとは言えないのです。
人生には様々な学びが存在していますが、それはあなたを成長させるものであって、あなたを苦しめるものではないのです。
しかし、その体験は苦しみをあなたに伝えるでしょう。
それが、幻想であると言ったところで、あなたはそれを信じることができません。
目の前のそれは、至極現実的であるからです。
しかし、あなたは間違えてはなりません。
それは大切な学びであるのです。
苦しみを覚えるかも知れませんが、本来の目的はそこではないのです。
難しい状況はありますが、それが苦しみであるということはないのです。
あなたがそれを苦しみであると決め付けているだけなのです。
あなたがそれを成長のための喜びであると決めるのであれば、そこに導き出される感情は、以前とは違うものになるのです。
あなたが苦悩を受けるのであれば、既にその考え方が歪んでいるということを理解しなければならないのです。
既にあなたの世界は歪んでいます。
敵に見える存在はいますが、本当の意味での敵はいないのです。
あなたにとってのネガティブな存在は、あなたが成長するのに必要な抵抗を実現します。
あなたの理想に対して抵抗をかけることによって、そこには大きなエネルギーが発生するのです。
そのエネルギーこそが、あなたの成長の原動力となるのです。
そのため、ネガティブな抵抗でさえも、最終的にはあなたの成長の糧(かて)となるということなのです。
しかし、多くの人はそのことを知りません。
それを伝えても受け入れません。
それは、目の前のことに必死になっているからです。
多くの人は目の前の生活や問題に追われ、小さな世界に縛られています。
知らず知らずの内に視野が”奪われている”のです。
しかし、多くの人はそのことにも気が付きません。
そのために、何かに対して苦悩を覚えるのです。
本来は、苦悩を覚えることは間違っています。
強情なあなたの成長のためにはネガティブな負荷は必要なことではありますが、それを成長の糧にすることができずに、苦悩に押し潰されているのが現状であるのです。
人は苦悩を抱えて生きてはならないのです。
ネガティブな負荷も楽しめるように努めるのです。
そうでなければ、人が人生の本来の目的を実現することはできないのです。
歪んだ考え方によって、歪んだ世界に生きているのであれば、本当の幸福を実現することはできないのです。
あなたは、世界の歪みを解消する必要があります。
あなたが信じていることは、本当に正しいのでしょうか?
それは、本当にあなたを幸福にするのでしょうか?
省みなければなりません。
自分が正しい人間だと考えてはなりません。
それが正しい生き方であると決め付けてはなりません。
人は常に未熟です。
未熟であるということは、少なからず歪んでいるのです。
人は我欲によって、自分自身と世界を歪めているのです。
そこには、不調和と苦悩が渦巻くのです。
あなたが苦悩を得るのは、利己的に考えているからです。
自分が有利な立場に立ちたいと考えているために、理想通りに進まない状況に苦悩するのです。
利他的な者が苦悩を覚えることはありません。
それは、どのような状況も受け入れることができるからです。
利己的な者の視野は狭いのです。
それは、自分のことだけを考えているからです。
小さな価値観によって、全体(本質)を見極めることができてはいないのです。
そのため、その状況が自分にとってどのような意味を持つのか?ということが理解できません。
そして、そこには感謝ではなく、苦悩を導いてしまうのです。
世界は既に歪んでいるということを理解しましょう。
その上で、正しく見るためにはどうすれば良いのか?ということを考える必要があるのです。
正しく見るためには、とにかく受け入れる必要があります。
それに感謝できるようになるまで、見方を変え続けてみましょう。
あなたが柔軟に見る時には、感謝が芽生える角度があるはずなのです。
そこを探し続けましょう。
世界の歪みを取り除くのはあなたです。
それは、他の誰の仕事でもありません。
人生がどのようなものになるのも、すべては自分次第であるのです。
世界の歪みを取り除きましょう。
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