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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年6月2日火曜日

個人的な問題

人はすべてと一つの存在です。
人は、すべての存在の一部なのです。
人が特別な存在であり、他と差別されていることはありません。
すべての中の一部として組み込まれているのが自然なのです。
あなたは、自分自身がその他のすべての存在と一つであるということを忘れてはならないのです。
あなたは自然の一部であり、宇宙の一部です。
そのことを忘れてしまえば、あなたの視野は狭まり、それは自己中心的なものになってしまうでしょう。
あなたはすべてと一つの存在であるということを理解し、それを忘れてはならないのです。
視点を広げましょう。
目の前の小さな世界をすべてだと考えてはなりません。
遠くを眺めるのです。
多くの人は、自分と直接的に関わりのある目の前の小さな世界をすべてだと考えています。
自分と直接的に関わりのないものは、自分とは関係ないと思っているのです。
本来はそのようなことはありません。
太陽のエネルギーが無ければ、あなたは生きていくことさえできませんが、あなたはそのことを知っています。
太陽は彼方に存在し、それに直接的には関わっていません。
そのエネルギーを光や熱や動植物として間接的に受け取っているのです。
彼方に存在している太陽のエネルギーがなければ、あなた(肉体)はこの世界に存在することすらできないのです。
直接的に関わりのないものであっても、あなたには関わっているのです。
何を得るにしても、それは間接的です。
食物を摂るにしても、それはあなたには直接的に関わるものではありません。
食物とは、例外なく他者の命であるのです。
それ等との関わりは、直接的に見えても間接的なものであるのです。
あなたは自分以外の存在の助けなしには存在することができないのです。
それがどれだけ有り難いことなのかを考えましょう。
あなたは自分以外の存在を大切にしなければなりません。
それ等に対して畏敬(いけい)の念を抱かなければならないのです。
それは、自然信仰です。
あなたは自分よりも大きなものを信仰しなければならないのです。
遠くを眺めてみましょう。
そうすれば、広い世界が広がっていることが分かります。
大地は広大であり、河川は長く、山脈はそそり立ち、大海は深く、大空は果てしないのです。
宇宙はそれ等を遥かに凌(しの)ぐ規模を見せます。
あなたはこれ程広大な世界の中に生きているのです。
あなたの視野はどこまで届きますか?
目の前の小さな世界に生きてはいないでしょうか?
あなたの抱えている問題は、あなたを追い込む程のものなのでしょうか?
大きな世界に視野を広げれば、あなたは畏敬の念に出会います。
それが、”神”との出会いです。
信仰とは、”集まる”ことではありません。
信仰とは、敬(うやま)うということなのです。
それは、個人的な問題であるのです。
”集まる”ことによって信仰が実現すると考えてはなりません。
敬うことのない者がどれだけ集まっても、信仰にはならないということを覚えておきましょう。
視野を広く持つように努めなければなりません。
直接的に関わるものだけが、あなたにとっての大切なものではないのです。
あなたが好意を抱くものだけが大切なものではないのです。
自然界には様々な動植物が存在します。
互いに捕食し合う関係性もあるのです。
しかし、それが悪い結果をもたらすでしょうか?
自然界は正しく管理されています。
それを破壊しているのは誰ですか?
信仰を持たない視野の狭い人間であるのです。
あなたはどのように生きますか?
このままで良いと思いますか?
決断をするのはあなた自身です。
これは、個人的な問題なのです。

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