人は謙虚でなければなりません。
	それは、他者から教えを得るためです。
	すべての人は未熟です。
	すべての人は道の途中なのです。
	あなたも未熟です。
	あなたは常に不足しています。
	あなたは常に欲しているのです。
	人は学びを得る必要があるということを覚えておきましょう。
	あなたは自分以外の存在から学びを得なければなりません。
	すべては自分以外の存在からもたらされる気付きであるからです。
	あなたが学びを得るためには、自分以外の存在に対して教えを請(こ)う必要があるのです。
	教えを受けなければ、あなたが”気付く”ことはありません。
	気付くことがなければ、成長は実現しないのです。
	気付くことがなければ、同じことを何度も繰り返さなければならないからです。
	繰り返しに対して、それ以上の向上は望めないのです。
	向上とは、今までとは違う可能性を得るということだからです。
	あなたが成長するためには、何かしらの変化を必要とするのです。
	その変化こそが、自分以外の存在からもたらされる学びであるというのです。
	この世界は成長のために存在しています。
	あなたがどのように考えていようとも、すべてが成長のために動いているのです。
	あなたがそれに気が付いてはいなくても、すべては成長を実現するためであるのです。
	しかし、どれだけ世界が成長を促(うなが)しても、本人がそれを受け入れることがなければ、成長が実現することはありません。
	それは、自由意思によって、成長に関しては拒否することができるからです。
	苦悩が存在するのはそのためです。
	学びを受け入れることのない者が、苦悩を受けることになるということを覚えておきましょう。
	それは、成長しないからです。
	この世界においては当たり前のことです。
	しかし、多くの人はそのことを知りません。
	苦悩を得るのは成長しないからであって、他の理由ではないのです。
	しかし、苦悩を得る人の中にそのように考える者はいないのです。
	誰かや何かのせいにして、真実から目を背けているのが現状なのです。
	あなたは真実に向き合いましょう。
	すべては自分次第なのです。
	あなたが幸福を求めているのであれば、学びを受け入れ、そこに存在している真理に気付き、成長を実現する必要があるのです。
	受け入れることすらできずに、どうやって気付く(理解する)というのでしょう?
	残念ながら、そのような神業(かみわざ)をあなたが使えるはずもないのです。
	人は受け入れなければならないのです。
	謙虚でなければなりません。
	自分以外の存在から学びを得ましょう。
	あなたは学びを請わなければなりません。
	自分独りで成長が実現することはないのです。
	それは、あなた独りではどうやっても学びを得ることができないからです。
	謙虚さを忘れてはなりません。
	あなたの成長は、あなた以外の存在が提供してくれる学びを原料にする以外に方法はないのです。
	自分が優れているなどと考えてはなりません。
	あなたは未熟であり、常に不足しているのです。
	あなたがどのような立場の者であり、どれだけ歳を重ねていても関係ありません。
	この世界に未熟でない者など存在しないのです。
	あなたは自惚れてはなりません。
	自分を見失ってはなりません。
	人は謙虚に生きるべきです。
	謙虚に生きることによって、他者からは多くの学びが運ばれてくるでしょう。
	受け入れる態勢を整えていない者に、わざわざ学びを運ぶ者はいないのです。
	備えあれば憂いなしです。
	しかし、備えがなければ憂うのです。
	謙虚であることは、学びを受け入れるための備えです。
	成長を実現するために、謙虚であることを忘れてはなりません。
	
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