人は自然の一部です。
	人が自然と離れることはありません。
	あなたは自分が人間であるということは知っています。
	ならば、自分が自然の一部であるということも知っておきましょう。
	多くの人は自分が自然の一部であるということを知りません。
	自分が生物であるということは知っています
	しかし、自然の一部であるということを知っている人は少ないのです。
	人はどうにかして、自分を自然から遠ざけようと努めます。
	自分が他の生物とは違うと思い込みたいのです。
	それは、自分が特別な存在であるという惨(みじ)めな自尊心を所有しているためです。
	あなたは他の生物と何かが違うのでしょうか?
	あなたは”神”から生まれたのです。
	それは愛情であり、光です。
	あなた以外の生物は何から生まれたのでしょう?
	どのような生物であろうとも、それは”神”から生まれたのです。
	残念ながら、多くの人はそのことを知りません。
	そのため、他者に対して敵意を生み出し、醜く争うのです。
	あなたは家族で争っているのです。
	それがどれほど情け無いことであるのかを知る必要があるのです。
	自分が特別な存在であると信じる自尊心よりも、互いを尊重するための自尊心を育まなければならないのです。
	あなたは特別な存在なのですか?
	他の生物よりも、あなたが優先されるべきなのですか?
	あなたの命と、他の生物の命には違いがあるのですか?
	他の生物はあなたを特別に扱いはしません。
	それは、あなたを家族としているからです。
	自然界に生きる他の”純粋な”生物から見れば、あなたは決して特別な存在ではなく、この自然界に生きる家族の一員であるということなのです。
	あなたは自然界に生きる生物を家族と考えたことがありますか?
	自分が自然の中の一部であると考えたことがあるでしょうか?
	あなたには”自然の力”が流れています。
	あなたの肉体は、自然からの恵みなのです。
	他の生物、そして、自然界という家族を尊重しなければ、あなたは本当の力を呼び覚ますことができないのです。
	残念ながら、あなたは自らの持つ本当の力を知りません。
	自分が何者であるのかも知らないのです。
	それなのに、どうやって所有している力を引き出して扱うことができるのでしょう?
	あなたは自然の一部です。
	それと離れてはならないのです。
	自然はあなたなのです。
	他の生物とあなたは家族なのです。
	もちろん、他人であっても同じことです。
	それぞれが利己的な考えを捨てなければなりません。
	利己主義が、人を愛情(神)から遠ざけるのです。
	自らの利益のために、他者を軽んじてはならないのです。
	互いに尊重し合い、分け合うことが大切なのです。
	広大な空や海を眺めましょう。
	狭小(きょうしょう)な草花や生命の営みを見つめるのです。
	あなたはそこから自分というものを知ることができるでしょう。
	そして、自分が自然の一部であったことを思い出すでしょう。
	そこには、利己的な考えは蔓延(はびこ)りません。
	あなたが他者と争い、分裂することもないのです。
	あなたは協力しなければなりません。
	互いに分け合い、支え合う時なのです。
	互いが奪い合えば、そこに待っているのは滅亡です。
	一人一人が考えなければなりません。
	八紘(はっこう)を一宇(いちう)としなければなりません。
	大切なことです。
	忘れないようにしておきましょう。
	
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