人は本当の自分でなければなりません。
すべての人が自分を生きなければならないのです。
しかし、多くの人が自分という存在を否定します。
多くの人が自分自身を嫌っているのです。
それは悲劇以外の何物でもありません。
自分自身を否定することよりも大きな悲しみは存在しないのです。
多くの人が自分自身を嫌います。
他人のようになりたいと願い、自分自身から逃れようとするのです。
多くの人は自分自身の短所ばかりに注目します。
その結果、自分自身が嫌いになるのです。
本来ならば、人は必要のみを与えられています。
あなたの持っている特徴は、そのすべてがあなたにとって必要なものであり、最善であるのです。
それは、あなただけの力ではありません。
あなたの特徴は、世界にとっての必要でもあるということを理解しなければならないのです。
すべての人が理想を持ちますが、それは自己中心的な理想に落魄(おちぶ)れています。
自己中心的な小さな価値観を元に生み出した理想像こそが、理想となっているのが現状なのです。
そのため、自分自身の持つ大切な特徴を否定するようなことになるのです。
全体を考えれば、自分自身を大切に扱うのが普通です。
自分自身の役割を理解し、その特徴を有効的に扱うのであれば、それはこの世界に対して有効的な”道具”となるからです。
すべての存在が貢献することを求められています。
あなたも世界(全体)に対して貢献する必要があります。
あなたが望んでいなくても、あなたは貢献しなければならないのです。
あなたが望んでいる理想は、自己中心的な理想であり、それが本来の目的ではないのです。
あなたの望む自分という存在も、本当の自分ではありません。
あなたはそのことに気が付かなければならないのです。
自分の理想ばかりを追い求めてはなりません。
それは、自分を否定することになるからです。
自分を認めること、それを受け入れることが重要なのです。
人は、本当の自分として生きていかなければならないのです。
しかし、多くの人は人の世の偽りによって、そのことを忘れているのが現状なのです。
そして、愚痴(ぐち)を吐きます。
本来の目的を忘れて生きるのです。
貢献しない者に、どうして報酬が支払われるでしょう?
この世界は因果の仕組みによって動いているのです。
報酬とは、お金や物などの詰まらないものばかりではありません。
大切な気付きや人格の成長など、幸福の礎(いしずえ)となる報酬を受け取ることができるのです。
人は自分自身という最善の形を与えられています。
それを理解しなければなりません。
誰かの価値観を真似て、自分自身を否定してはなりません。
誰かが求める価値と、あなたの求める価値は違うはずなのです。
心の底から届く、純粋な欲求に従いましょう。
偽りの欲求を追い求めてはなりません。
本当にあなたの心を満たすものが何であるのかを心に問い掛けましょう。
それは、あなたの心だけが知っているのです。
他人に聞いても分かりません。
あなたは自分自身に聞かなければならないのです。
本当の自分を否定してはなりません。
他人と同じでなくても良いのです。
他人と同じであってはならないのです。
自分勝手に生きろと言うのではありません。
自分の形と他人の形の両方を尊重しなければならないのです。
自分と他人の求める価値を一緒くたにしてはならないのです。
あなたはあなたで良いのです。
誰が何と言おうとも関係ないのです。
あなたが心の底から求めるものに向かって進めば良いのです。
好きなことをしましょう。
苦労は絶えませんが、それでも好きな道を進み、心地の好い人生を生きなければなりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿