人生とは、魂の治療室です。
それは、魂に蓄えられた汚れを浄化します。
人生におけるすべての経験は、魂を浄化する働きを担っているのです。
すべての経験が、魂を浄化するのに役立っています。
この世界には、無駄は存在しません。
もちろん、無駄な経験など存在しないのです。
あなたはそのことを理解する必要があります。
そのように理解することがなければ、魂を治療しているにもかかわらず、それを拒んでしまうからです。
意図を理解することがなければ、良いことも災いとなります。
大切なのは理解力を養うことです。
無知は状態を悪化させるのです。
病気を得れば、その状態に気が付かなければなりません。
そして、それに相応しい治療に励む必要があるのです。
そうでなければ、病気によって蝕(むしば)まれた肉体と精神は、深い苦悩の中に沈むことになるからです。
人が生まれるのは、魂の治療のためです。
魂の汚れを浄化し、成長するためであるのです。
治療のためには、様々な治療法を用いる必要があります。
それは、時として皮膚を裂くことであるかも知れません。
治療には痛みが伴います。
痛みも無く、病気が完治することはありません。
そのため、あなたは人生において痛みを伴うネガティブな経験を受けることになります。
人生には苦悩が付き物です。
それを拒絶することはできません。
どのような人にとっても、苦悩を受ける経験を受ける必要があるのです。
それはあなたを苦しめるための経験ではありません。
すべてはあなたの魂を浄化するためであるのです。
魂の浄化は簡単な作業ではありません。
例えば、それは内臓を抉(えぐ)るような作業なのです。
腹を裂くことを受け入れなければ、あなたの病気は完治しません。
それを拒み続けるのであれば、腹の中で病気は悪化し、より強い苦悩を受けることになるのです。
大切なのは目の前の状況が、自らの病気によって引き起こされているということを理解することです。
病気という原因が存在するために、治療という結果が導かれるのです。
あなたの経験は、すべてがあなたの所有する原因によって導かれる当然の結果であるのです。
そのことを理解しなければならないのです。
多くの人は、因果の仕組みを否定します。
目の前の状況を自らが作り出したことを知らないのです。
自らが受け入れなければ、病気は病気とはなりません。
しかし、それを病気と認めなくても、すでに問題は生じているのです。
認めることがなければ、治療に取り掛かることはできないのです。
それは問題の悪化を招き、人生の目的を果たすことを遅らせます。
すべての人は、既に汚れを所有しています。
あなたは認めなければなりません。
そして、それを治療することに励まなければならないのです。
すべてを自らに結び付けましょう。
すべてが自己責任であるということを認めるのです。
すべての経験は、あなたにとって必要なものであるということ。
すべての経験は、魂を治療するための行為であるということを理解する必要があるのです。
それがどのように映る経験であったとしても、それはあなたの魂のためになっているのです。
多くの人は苦悩から逃れようとしますが、その時に深く考える必要があります。
苦悩とは魂の汚れの現れであり、それを拒絶しているのであれば、汚れが取り除かれるということはないのです。
人生の目的は魂の治療であり、成長です。
そのためには、苦悩に向き合う必要もあるということを覚えておきましょう。
人生が何のためにあるのか?ということを考えなければなりません。
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