すべての人の人生には問題が存在しています。
問題は苦悩を導き、人はそれを嫌います。
問題が存在しない人生はありません。
すべての人生には問題が存在するのです。
なぜでしょうか?
そもそも、問題とは何でしょうか?
あなたは問題について考えなければなりません。
多くの人は問題の表面的な部分だけを見て、それを判断します。
そのため、問題の本質とその役割を理解することができずに、更なる苦悩を受けることになるのです。
すべての人の人生には問題が存在しますが、その形は様々です。
問題は、人生によって違うものです。
あなたにとって問題であることが、他人にとっては問題ではありません。
他人にとっては問題ではないことが、あなたにとっての問題になることもあるのです。
問題を受けるのは人です。
人はそれを心によって受けます。
心の状態によって、その状況を問題とするか?問題とはしないか?ということを決めることになるのです。
問題とは誰かや何かによって導かれる状況ではありません。
同じ相手や対象から導かれる状況であっても、人によってそれを問題とし、又は問題とはしないのです。
すべての問題が心に起源するということを理解する必要があるのです。
問題が心に起源するということを理解するのであれば、問題の解決は早いものになります。
問題とは心の状態の結果です。
状況が問題であるということはありません。
状況は誰にとっても公平なものなのです。
それを判断し、”色”をつけているのは人の心なのです。
心がその状況を問題であると判断しているのです。
問題に向き合う時には、心と向き合う必要があるということを忘れてはならないでしょう。
すべての問題が心との対峙なのです。
この世界には陰陽の仕組みというものが存在しています。
すべての存在が陰(マイナス)と陽(プラス)の性質と役割を持っているのです。
電球を光らせるためには、マイナスとプラスの極が必要です。
乾電池によって電球を光らせるためには、マイナスとプラスの極を繋げて、一つの”輪”にしなければなりません。
マイナス極だけでは電球を光らせることはできません。
プラス極だけでも同じことです。
電球を光らせるためには、マイナスとプラスの双方の極が必要となるのです。
あなたが電球を光らせるという人生の問題を抱えていたとしましょう。
多くの人が電球が光らないことを誰かや何かのせいにします。
そして、電球が光る仕組みや乾電池の仕組みについて関心を持ちません。
それでは、いつまで経っても電球を光らせること(問題解決)には至らないのです。
多くの人は問題に対して何かしらの偏見を抱えています。
心が一方しか見ようとしないために、その問題が生じているのです。
電球を光らせるためには、マイナスとプラスの極に線を繋げば良いだけです。
誰にだってできることです。
しかし、その原理を理解しない人には解決することのできない問題となるのです。
問題と対峙した時、多くの人はその苦悩から目を背けてしまいます。
それは例えば、マイナス極を利用しないという状態を引き起こすのです。
それでは電球は光らないのです。
人生における問題とは、心の回路が繋がっていない状態を言うのです。
それは、善悪の判断によって苦悩を拒絶することです。
陰陽を一つに繋げることによって、そこには大きな力が生まれるのです。
心にはマイナス面とプラス面が共存します。
それは無意識の内に人生に映し出され、あなたは喜びと苦しみの両方を覚えるのです。
心が統合されるのであれば、喜びと苦しみも統合されます。
その暁(あかつき)には、あなたが苦悩を覚えることはないでしょう。
すべての状況に光が灯るということを理解することができるのです。
陰と陽を一つに繋げましょう。
そうすれば、すべての問題は心によって解決するでしょう。
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