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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2016年1月28日木曜日

愛の戒め

あなたには戒(いまし)めが必要です。
なぜなら、罪が何であるのかを知らないからです。
罪を知らなければ、それを犯すことになるでしょう。
罪を犯せば、因果の仕組みによって罰が与えられます。
それは、あなたにとっての最善の苦しみとなるでしょう。
人は無知を所有しています。
そのため、罪を犯すのは自然の成り行きです。
人は、罪を犯し、その罰を受けることによって知恵を得るのです。
知恵は戒めとなるのです。
人の内に知恵がある時には、その戒めによって人が苦しむことはありません。
しかし、時間の経過と共に、人の内からは知恵が去ってしまうのです。
多くの人は、罰によって得た知恵を忘れてしまいます。
それは、人が慢心を得るからです。
知恵は、慢心と共に消え去るのです。
人の内に知恵がある時には、その戒めに従って罪を避けます。
しかし、それもいつかは習慣となるのです。
その結果として、人は罪を忘れてしまうのです。
そして、同じ罪を繰り返すことになるのです。
できないことは、もう一度体験しなければなりません。
それは、できるようになるためです。
過ちを繰り返すことは、人生の目的ではありません。
あなたの人生の目的は成長にあるのです。
自らの過ちを正し、より高貴な人物になることを目的としているのです。
戒めを忘れ、罪を犯すことによって苦しんでいる者が尊(とうと)ばれるでしょうか?
あなたは、そのような人を尊敬するでしょうか?
戒めを守り、克己(こっき)に励む人を尊敬の対象とするでしょう。
罰は人を焼きます。
それは、炎であるのです。
小さな罪は小さな罰を導きます。
大きな罪は、それに見合う大きな罰を与えるでしょう。
罪に相応しい罰が与えられますが、それは、炎の大きさを現しているのです。
罰は炎であるということを覚えておきましょう。
しかし、それは肉体を焼く炎ではありません。
それは、霊体(意識、精神、心、魂)を焼くのです。
指先ほどの小さな炎であっても、あなたには耐えることができません。
小さな炎でも肌に触れるのであれば、あなたは泣き叫んで許しを請(こ)うでしょう。
あなたは、小さな炎にも耐えることができないのです。
罪はあなたを焼きます。
あなたはそれに耐えることができません。
しかし、この世界においては、あなたの状態は肉体に傾いています。
そのため、炎が霊体を焼いても、それに気が付くことは簡単ではないのです。
多くの人が自らの罪の炎に焼かれていますが、そのことには気が付かないでいるのです。
罪とは、愛に反する行為です。
冷酷さには注意する必要があるでしょう。
自分勝手に行ってはなりません。
それは、相手を傷付けるでしょう。
愛の不足によって、人(や、すべての存在)は傷付くのです。
それは、あなたに罰を導きます。
愛を軽んじてはなりません。
愛こそが戒めです。
愛を忘れる者は苦しむのです。
小さな炎も侮(あなど)ってはなりません。
それは、あなたを焼くに十分であるからです。
愛の戒めを忘れないように、克己に励みましょう。

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