人は、道理から離れてはなりません。
人は、道理から離れては生きられないのです。
それは、心を殺し、肉体を殺すでしょう。
あなたは、道理を大切にしなければならないのです。
多くの人は道理から離れています。
合理主義が歪み、利己主義へと発展しているのです。
そのため、多くの人は理(ことわり)の道を離れたのです。
道理とは、人が歩むべき道筋です。
人は、光によって生まれ、闇の中に生きています。
この世を生きるということは、闇の中に生きるようなものです。
それは様々な誘惑(ゆうわく)によってあなたを迷わせます。
暗闇を歩むのは危険なのです。
それは、足を踏み外し、斜面を転げ落ちる可能性があるからです。
暗闇の中を歩むためには、光が必要です。
道理は、人の指標となります。
それは、暗闇を照らすのです。
道理に従う者は利他主義を選択するでしょう。
それは、道理の根幹には愛があるからです。
人が愛を見失う時、そこには利己主義が導かれるのです。
利己主義は、人々の中に偽りと争いを導きます。
偽りと争いは不正を生み出し、人の中に苦悩を生じさせるのです。
そこには、道理に反した行為が横行するでしょう。
道理に反した者は”魔術”に耽(ふけ)るのです。
明確に示しますが、”魔術”に耽る者が幸福を得ることはありません。
魔術師は、その行為によって火に焼かれるのです。
”魔術”とは、道理に反する行為です。
それは、自分で生み出してもいないのに、利益を得る者に似ています。
自分で生み出してもいないのに利益を貪(むさぼ)るということは、他者の利益を横から奪い取っているということです。
自分で生み出していないのに利益を得るためには、盗む以外に方法はないのです。
”魔術”に耽る者は聞きなさい。
あなたはその行為の故に大きな苦しみを受けるでしょう。
その裁きを覆(くつがえ)すことも、それから逃れることもできません。
”魔術”を行った時から、その裁きは決定しています。
だらか、”魔術”に耽る者は、その裁きが寛容(かんよう)に下されるように、その罪を少ないものとしましょう。
自分が生み出してもいないのに利益を貪る者が許されることはないのです。
貢献してこその利益であるのです。
貢献することが道理であるのです。
盗人は多くの財を得るでしょう。
しかし、それは一時の潤いです。
盗人は、その”魔術”の災いが及ぶ時には、自らの行為に悔いるでしょう。
賢(かしこ)く振る舞うというのは、他人から盗むということではありません。
知恵は、貢献(人々の喜び)のために使われなければならないのです。
自分(やその仲間)だけが喜ぶためのものではないのです。
道理は、他者や自分を苦しめるためのものではありません。
道理は、自分や他者を幸せにするためのものであるのです。
あなたは道理から離れてはなりません。
”魔術”を用いてはならないのです。
”魔術”は楽をもたらします。
道理は苦労をもたらすのです。
自分や他者を幸せにするということは、決して楽な道ではないのです。
楽な道に価値があるでしょうか?
振り返ってみましょう。
付加価値とは、苦労そのものなのです。
苦労こそが価値なのです。
道理を生きることは苦労を伴います。
しかし、そこには最高の価値が生まれるということを覚えておきましょう。
利益を盗んではなりません。
利益を生み出す人になりましょう。
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