大切なのは、自然であることです。
あなたは、自然と共に生きていくのが良いのです。
自然とは、理(ことわり)のことです。
あなたが自然と共に生きるということは、理と共に生きるということなのです。
理に反して生きるということは、乏しさを得るということです。
すべての人が、理の中に存在します。
そして、それに逆らうことのできる人はいません。
理に逆らおうとすれば、乏しさが与えられるのです。
あなたが豊かな人生を求めるのであれば、理に逆らうことはできません。
理と共に生きることによって、あなたは豊かさを得ることができるのです。
理と共に生きるということは、あなたが自分の役割に従って生きるということです。
自分の役割とは、持って生まれた資質のことです。
すべての人は、特別な資質を持って生まれます。
特別とは、他よりも優れているということではありません。
それぞれの資質は他に存在しないということなのです。
あなたの資質は、あなただけが持っている財産です。
それを、誰かに譲ることも、失うこともできません。
あなたは自らの資質を抱えながら生きていくのです。
自らの資質を大切にすることによって、人は自然と成ります。
自らの資質を尊重し、それを活用することによって、人は理と共に生きることができるのです。
残念ながら、あなたの資質は、自分が求めている能力とは異なるかもしれません。
それは、あなたが自分と思っている”それ”は、後天的な自我意識であり、本当のあなたではないからです。
本来ならば、持って生まれた資質こそが、あなたにとっての自然であり、最善の能力です。
後天的な自我意識にはそのことを理解することができません。
そのため、あなたは、自らの見解が歪んでいるということを理解する必要があるのです。
多くの人は、自らの資質を理解してはいません。
そのため、多くの人が理に反して生きているのです。
そして、多くの人が問題を抱え、苦悩し、心を乏しく生きているのです。
あなたは、自分が無理をしているとは思いませんか?
心の中に苦悩を抱えているのであれば、それは無理をしているということなのです。
多くの人が無理をしているのです。
それは、多くの人が理想を追い求める姿からも理解することができます。
多くの人は、理想を実現することが豊かさだと思い込んでいます。
しかしながら、理想を実現するには無理が必要なのです。
それは、目の前の現実を否定しなければならないからです。
理想を追い求めるためには、目の前の現実を否定する必要があります。
現実を否定するからこそ、理想を追い求めることができるのです。
多くの人は、無いものを無理に欲しがっているのです。
それは、理に反する生き方です。
理は、あなたに必要な学びを導きます。
あなたには理解することができない目の前の現状も、あなたにとっては最善の学びなのです。
現実とは、苦しいものではありません。
理想を追い求めているために、現実が苦しいものとなっているのです。
理想を追い求める時には、現実を否定します。
否定しているのだから、現実は苦しいのです。
大切なのは、現実と向き合うことです。
現実とは、理によって導かれた最善です。
現実とは、あなたの自然の姿なのです。
自然と共に生きていくことによって、あなたはこの世界の理を知るでしょう。
無理をすれば、理を否定することになるのです。
あなたには、特別な資質があります。
あなたは、自分が特別な存在であるということを理解しなければなりません。
そして、目の前の現実と向き合い、それを克服しましょう。
特別な自分であれば、それが可能です。
あなたが自分自身であり、自然であり、理と共に生きていれば、どこにでも豊かさが導かれるのです。
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