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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2017年9月30日土曜日

片目

大切なのは、理解を深めることです。
あなたは、本質に向かって進まなければなりません。
理解を深めるということは、本質に向かうということです。
理解を深める先では、本質を得ることができるのです。
本質を得ることによって、あなたは人生の意義を理解することができるでしょう。
人生の意義を理解することは重要です。
なぜなら、人生の意義を理解することこそが、人生を豊かにする唯一の方法であるからです。
人生の意義を知ることなく、人生を豊かにすることはできません。
人生の意義とは、人生の目的のことです。
目的を知らずに時間を過ごしたところで、あなたは満足を得ることはできないのです。
人生を豊かなものにするためには、人生の意義を必要とします。
そのためには、理解を深める必要があるのです。
理解を深めるためには、”それ”と深く向き合う必要があります。
深く向き合うとは、”それ”のすべてを観察するということなのです。
多くの人は、理解を深めようとはしません。
なぜなら、多くの人は偏見によって”それ”を観察するからです。
自分にとって都合の良いものを見ようと努める一方、自分にとって都合の悪いものには目を背けるのです。
また、その逆もあるでしょう。
多くの人は、偏見によって物事を見ています。
それでは、一部を見ることはできても、全体を観ることはできません。
一部を見るだけでは、理解を深めることはできません。
理解を深めるためには、どうしても全体を観ることが必要なのです。
すべてには、陰陽の仕組みが備わっています。
すべてのものに、陰と陽の性質が備わり、互いが交わることによって輪郭(りんかく)を成すのです。
あなたが何かを認識することができるのは、陰陽の交わりを見ているからなのです。
あなたはどのようなものに対しても、善悪を認めることができるでしょう。
すべてのものには一長一短が備わっているのが自然なのです。
しかしながら、多くの人はそのことを認めません。
善を見ても、悪は見ないのです。
その結果、善という名の偏見によって悪事を働くことになるのです。
偏りは、破滅的な結果を導きます。
陰と陽の二つの性質を受け入れなければ、本質に辿り着くことはできません。
あなたは、偏見に陥ってはなりません。
それは、強欲の業(わざ)であるからです。
片目で歩む者は、道を踏み外してしまうでしょう。
あなたは片目に注意しなければなりません。
偏見によって、あなたは片目に陥ります。
片目では、盲目(もうもく)であるのです。
多くの人は、偏見によって豊かさを得られると考えています。
しかしながら、自分ではそれを偏見とは考えません。
多くの人は、偏見を正義感や善行だと考えているのです。
善も、単体では悪事を働きます。
悪も同じです。
善悪の支え合いによって初めて、善事が行われるということを理解しましょう。
知恵に乏しい者は、悪事を働きます。
無知である者は、悪事を働くことしかできないのです。
悪事を働く者は、偏見に陥っています。
理解を深めることによって知恵を得ることができます。
知恵の豊かな者は、善事を働きます。
それは、物事の本質を得ているからです。
自分が何をしているのか?
どこへ向かっているのか?ということを知っているのです。
あなたは理解を深めるために、偏見を手放しましょう。
矯正(きょうせい)しなければ、人は偏見に従います。
そのため、すべての人が偏見に陥っているのです。
偏見を手放し、理解を深めましょう。
片目で見てはなりません。
両目で観ましょう。

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