この世界には、無限の可能性が存在しています。
あなたは常に、無限の可能性に繋がっているのです。
あなたは、自分が無限の可能性に繋がっていることを知りましょう。
しかしながら、現状において、無限の可能性と繋がっていることを実感することは難しいかも知れません。
現状には、可能性を感じられない人が多いのです。
しかし、可能性は常にあなたと繋がっているのです。
可能性とは、オナモミの種子のようなものです。
荒れ地を彷徨(さまよ)う内に、いつの間にかに服に張り付くのです。
多くの人は、後になって漸(ようや)くそのことに気が付きます。
そして、オナモミの種子を服から剥ぎ取り、それを地面に投げ捨てるのです。
地面に投げ捨てられたオナモミの種子は、そこで地中に根を伸ばすのです。
多くの人は、自らの蒔(ま)いた種の存在を知りません。
オナモミの種子が自らの行為によって発芽したことを知らないでいるのです。
可能性とはそのようなものなのです。
多くの人は、自らの可能性を理解しません。
それは、常に自分に繋がっており、自分次第で掴み取れるものなのです。
多くの人は、可能性を軽んじます。
オナモミの種子を発芽させることがないのです。
オナモミの種子は、あなたが地面に投げ捨てることで発芽します。
あなたはそれだけで良いのです。
多くの人は、可能性というものを大袈裟(おおげさ)に考えています。
それは、自我意識に従っているからです。
自然は、自ずと可能性を芽吹くのです。
整地した土地も、自ずと緑に覆われます。
自我意識に従っている者には、そのことが分かりません。
人生の可能性というものを、初めから終わりまで世話しなければならないと考えているのです。
それでは疲れてしまいます。
気負(きお)えば可能性を遠ざけるのです。
大切なのは、力を抜いて可能性を楽しむことです。
地面に種を蒔けば、放っておけば良いのです。
そして、時々世話をすれば良いのです。
可能性とは変化のことですが、多くの人は自分の力によって変化を起こす必要があると考えているのです。
残念ながら、あなたに出来ることは、切っ掛けを選択することです。
原因を所有するだけで良いのです。
心構えをすれば、状況は自ずと展開するのです。
あなたに出来ることは、覚悟を決めることだけです。
覚悟によって、可能性は自ずと広がっていくのです。
あなたはあれやこれやと気を揉む必要はないのです。
特別な方法を探す必要もありません。
なぜなら、可能性とあなたは常に繋がっているからです。
繋がりを手繰り寄せれば良いだけなのです。
可能性を摘み取ってはなりません。
既成に拘(こだわ)ることによって、変化を拒んではならないのです。
大切なのは、未知を楽しむということです。
変化に対応するのです。
オナモミの種子に気が付いたら、それを地面に投げ捨てましょう。
それを放置したり、火の中に焼(く)べてはなりません。
条件さえ整えれば、自ずと可能性は芽吹くのです。
人生に気負う必要はありません。
自分に繋がっている可能性を大切にすれば良いのです。
それを無視して、誰かのように成ろうとする必要はないのです。
誰かのように成ったとしても、あなたはそこに幸福を覚えることは出来ないでしょう。
あなたは自らの服に張り付いた種子を蒔くのです。
無限の可能性とは、その先に存在しているのです。
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