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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2017年10月27日金曜日

美しい輪唱

人生とは、選択です。
あなたは常に選択しています。
あなたは常に選択しなければならないのです。
すべての人が、選択と共に人生を歩みます。
選択を拒否することはできません。
何かを選ぶことも選択ですが、何かを選ばないことも選択であるからです。
すべてが選択であり、あなたは常に選択しているのです。
すべての人が幸福を求めています。
すべての人は、それぞれの幸福の形を所有しています。
そして、それぞれの幸福の実現を求めているのです。
幸福の形はそれぞれに異なっているのが自然です。
人は、それぞれの幸福を実現すれば良いのです。
しかしながら、幸福を実現する方法は共通しています。
あなたはそのことを覚えておかなければならないのです。
誰もが自分の求める幸福を所有しています。
誰もが自分であれば、幸福への方向性は自然と定められます。
あなたが自分でありさえすれば、幸福に迷うことはありません。
それは、自分というものが幸福の目的地であるからです。
人は、誰もが自分を知るために幸福を求めているのです。
幸福とは、自分であるということです。
自分が何者なのか?という問いの答えが幸福です。
自分を知れば、人生が何のためにあるのか?という問いの答えも自ずと導かれます。
あなたが幸福を得るためには、自分でなければならないのです。
しかしながら、あなたが自分であることは簡単なことではありません。
それは、あなたが常に自分以外の他者に引き寄せられるからです。
ある歌を輪唱(りんしょう)する時、あなたは他者の歌声に釣られてしまいます。
あなたの歌声は、他者の歌声の調子に導かれるのです。
そして、いつの間にかに同じように歌っているのです。
人は、他者と共鳴するのです。
あなたは常に他者と共鳴しています。
他者と共鳴する内に、考え方や価値観の調子が揃(そろ)います。
あなたはいつの間にかに、周囲の人と同じように振る舞うようになるのです。
あなたの人生は、他者の人生と共鳴しています。
あなたは、他者と同じような人生を築くのです。
しかしながら、多くの人は幸福を実感してはいません。
多くの人は、不満や不安を抱えながら生きているのです。
それは、自分ではないからです。
それが、自分の人生ではないからなのです。
共鳴するのは良いことです。
それは、美しい輪唱を響かせるからです。
しかしながら、そのためには、それぞれが自分であるという前提が必要なのです。
あなたが自分を手放し、他者を生きるのであれば、この世界には美しさが導かれません。
あなたはそのような世界に幸福を感じることはないのです。
他者に引き摺(ず)られ、自分を見失うということは、人生の可能性を失うことと同じです。
幸福とは、選択肢の数によって決まるのです。
あなたが自分であることは、人生に無限の選択肢を導く行為なのです。
しかしながら、自分を見失うことによって、あなたは同時に選択肢を失うのです。
選択肢の数が多いことに、人は幸福を感じます。
しかしながら、選択肢の数が少なければ、人は不幸を覚えるのです。
人は、自分であることによって多くの選択肢を得ることができます。
自分であれば、自由なのです。
しかしながら、他者のように生きれば、選択肢はそれ以外にはありません。
自分を失えば、自由を失うのです。
大切なのは、自分であることです。
あなたが自分である以上に、選択肢を増やす方法はありません。
幸福を求めているのであれば、自分でありましょう。
他者という既知(きち)に生きてはなりません。
自分という未知に生きるのです。
そこには、無限の選択肢が存在しているのです。

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