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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年5月16日水曜日

役に立つ道具

すべての人は、自分を学んでいます。
人は、人生において、自分を学んでいるのです。
人生におけるすべての経験は、自分を知るためのものです。
あなたはどこで、誰と、何をしていても、常に自分を学んでいるのです。
すべての経験は、自分を理解するためのものです。
あなたは常に、自分を見せられているのです。
あなたは常に、自分を通じて人生を経験しています。
自分を通じてのみ、人生を体験することが出来るのです。
自分を介(かい)することなく、人生を経験することは出来ません。
それは、人生には、自分しか存在していないからです。
自分以外の存在は、自分を学ばせるための幻想に過ぎません。
あなたは、その環境に自分を見ます。
その相手に自分を見ます。
その行為に自分を見るのです。
すべては自分です。
自分以外の存在も自分であるということなのです。
しかしながら、多くの人は、自分以外の存在が存在すると思い込んでいます。
すべては、自分を通じた存在です。
”それ”は、自分であるということを覚えておきましょう。
あなたは、誰かや何かを学んでいる訳ではありません。
あなたは、誰かや何かを通じて自分を学んでいるのです。
人生には、あなた以外には存在しません。
すべての存在から自分を学びましょう。
学ぶことによって、あなたは自分という存在を高めることが出来ます。
あなたは、学ぶことによって、自分という存在の本質に近付くのです。
それは、大きな原石から小さな宝石を削り出すようなものなのです。
原石とは、余計が付属した自分です。
それは、自分ではあっても、輝きを放ちません。
宝石とは、必要な自分です。
それは、本質的な自分であって、輝きを放ちます。
原石よりも、宝石の方が価値を見出されます。
原石よりも、宝石の方が役に立つことが出来るのです。
自分を学ぶということは、余計を削り落とすということなのです。
人は、多くの余計を抱えています。
それは、本質的ではない考え方や価値観や生き方などです。
本質的ではないというのは、自分らしくないということです。
自分らしいとは、分際に相応しいということです。
分際に相応しいとは、貢献(こうけん)するということなのです。
この世界においては、役に立つものに価値があります。
酸素は、酸素であるために価値があります。
水は、水であるために価値があるのです。
火は火であり、土は土であり、鉄は鉄であるために価値が認められています。
人は、自分であることによって価値が見出されるのです。
人が自分でなければ、残念ながら、何かの役に立つことが出来ません。
役に立つことがない者に価値を見出す人はいないのです。
どのような人物であろうとも、必ず役に立ちます。
そして、必ず価値があるのです。
しかしながら、役に立つ状態でなければなりません。
切れない鋏(はさみ)や長さの分からない定規(じょうぎ)、曲がった釘や書けない筆・・・
役に立たない道具には価値がないのです。
役に立たない道具は、投げ捨てられてしまうでしょう。
あなたは、自分を学ばなければなりません。
そして、自分を磨くのです。
役に立つ道具として、存在しなければなりません。
道具には、位(くらい)があります。
あなたは、自分に位があるということを知りましょう。
成長する程に、位は高まります。
それは、より役に立つ自分に成るということなのです。
あなたは人生から自分を学び、より良い存在と成りましょう。

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