人生とは、それぞれに与えられた職場です。
あなたは、仕事を果たすために生まれたのです。
あなたは、自分に与えられた仕事を果たさなければなりません。
すべての人には、役割が与えられています。
それは、その人にしか任せられない役割なのです。
あなたに与えられた役割は、あなたにしか果たすことが出来ません。
他者に与えられた役割も、他者にしか果たすことが出来ません。
人は、自分に与えられた役割を果たす以外に選択肢はないのです。
しかしながら、多くの人は、自分に与えられた役割を否定します。
多くの人は、与えられた役割を否定しながら、他者の役割を果たそうとしているのです。
残念ながら、あなたが他者の役割を果たすことは不可能です。
それは、あなたがあなたでしかないからです。
あなたは、他者ではありません。
他者でなければ、他者の役割を果たすことは出来ないのです。
それは、そのように生まれたからです。
そのように作られているのです。
あなたは、あなたの役割を果たすために生まれ、役割を果たすために作られました。
すべての人は、自らの役割のために作られたのです。
それは、逃れることの出来ない宿命なのです。
しかしながら、役割を果たすことで不幸を得る人は存在しません。
多くの人は、自らに与えらえた役割に不満を抱き、それを否定します。
それは、仕事をしないということなのです。
どのように美しく作られた包丁も、それを使わずに取って置くのであれば、錆(さび)に侵されてしまいます。
道具は、使わなければ役に立たないのです。
道具は使う程に使い勝手が良くなります。
それは、使う程に貢献度が増すということなのです。
使い慣れた道具によって、仕事は捗(はかど)ります。
使い慣れていない道具では、支障を来たすのです。
人は、道具のようなものです。
与えられた役割を果たし、仕事を完成させるためには、道具が必要です。
それも、使い易い道具が必要なのです。
道具は、使う程に使い勝手が良くなります。
あなたは、自らの役割や仕事に向き合う程に、磨かれて良い人に成るのです。
自分の役割を果たし、仕事を完成させることによって、人は世界に貢献することが出来ます。
貢献する程に、人は豊かさを得ることが出来るのです。
人が豊かさを得るためには、貢献する以外に方法がありません。
貢献するためには、役割を果たし、仕事を完成させなければならないのです。
あなたは、懸命に仕事をしなければなりません。
あなたは、自分に出来ることを懸命にこなし、自分の仕事を完成させるのです。
しかしながら、懸命に仕事をしたとしても、自画自賛(じがじさん)してはなりません。
自分の仕事を自分で褒(ほ)めてはならないのです。
なぜなら、あなたは未熟であるからです。
未熟であるあなたには、その仕事が良いものなのかを知ることが出来ないのです。
大切なのは、自分で判断しないことです。
仕事の評価は他者や人生に任せておけば良いのです。
あなたがしなければならないのは、自分の役割と仕事を懸命にこなすことだけです。
他者の評価がどのようなものであろうとも、構(かま)いはしないのです。
他者がどのように評価しようとも、あなたが自分の役割や仕事を懸命にはたすことには関わりのないことなのです。
あなたは懸命に仕事をし、その評価は他者に任せましょう。
他者がどのような評価を下そうとも、それを気にする必要はありません。
参考にする必要はありますが、思い悩む必要はないのです。
大切なのは、懸命に仕事をこなすということだけです。
それ以上に大切なことはありません。
覚えておきましょう。
多くの人は、他者からの評価を気にする余り、自分の仕事を懸命にこなすことが出来ません。
多くの人は、他者のために仕事をしているのです。
しかしながら、あなたは世界のために仕事をしています。
あなたは世界の道具なのです。
他者の評価を動機にしてはなりません。
それは、自分のために仕事をするということだからです。
あなたは決して、自分のために生まれたのではありません。
あなたは世界のために生まれたのです。
世界のために働きましょう。
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