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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年5月6日日曜日

世界を広げる

人は、不自由に縛られます。
人は、小さな世界に生きているのです。
人は世界を知りません。
人が知っているのは、世界の一部なのです。
それは、とても小さな世界なのです。
すべての人が未熟に生まれました。
そして、すべての人が無知を背負い生きているのです。
人は未熟であり、無知です。
そのために世界を知らないのです。
小さな世界に生きることは、小さな価値観と共に生きるということです。
小さな価値観と共に生きることは、誤解や偏見を抱えて生きるということなのです。
すべての人が誤解や偏見を抱えながら生きています。
すべての人が、小さな価値観に縛られているのです。
小さな価値観は、誤解や偏見を通じて世界を判断します。
それは、理(ことわり)を離れた判断に陥(おちい)るのです。
判断が理を離れるのであれば、人生は豊かさを離れます。
人生を豊かに生きるためには、理と共に生きる必要があるのです。
理とは、全世界のことです。
理と共に生きるというのは、世界と共に生きるということです。
理から離れるというのは、一部の世界を生きるということなのです。
人が世界を離れ、一部の世界を生きるのには理由が存在します。
それは、弱さを抱えているからです。
人の抱える弱さによって、人は世界の一部に閉じ籠(こ)もるようになるのです。
人は弱さ故(ゆえ)に、世界を否定します。
人は弱さゆえに、自分の考えを曲げることが出来ないのです。
多くの人は、自分が正しいと思い込んでいます。
多くの人は、自分の判断によって人生を築こうとしているのです。
しかしながら、すべての人は未熟であり無知です。
未熟であり、無知な者の判断が正しいことなど有り得ません。
あなたは、幼い子どもの判断に従うでしょうか?
素人の意見に従いますか?
あなたは、”知っている人”の判断や意見に従うことでしょう。
それは、”知っている人”の世界は、知らない人の世界よりも広大であるからです。
より広い世界を知っている人の判断の方が優れています。
知っている人の判断の方が、より豊かさに近いのです。
大切なのは、世界を広げることです。
多くの人は、自分の考えや価値観を固定します。
考えや価値観を改めないままに歳を取るのです。
そのため、いつまで経っても世界は変わりません。
多くの人は、いつも同じ世界を生きているのです。
人生の目的は成長することにあります。
成長するということは、世界を広げるということです。
より広い世界に生きる者が、より成長したということなのです。
危機感もなく、いつまでも小さな世界を生きていれば、それがいつかその人にとっての全世界となってしまいます。
自分が愚かな判断をしていることにも気付かずに、それを正義として主張するようになるのです。
あなたは、小さな世界に縛られてはなりません。
世界を広げるのです。
世界を広げるためには、受け入れなければなりません。
受け入れるためには、心を静かにしなければならないのです。
心を静かにするということは、自己主張を手放し、聞く耳を持つということです。
心の騒がしい者には、より広大な世界を受け入れることは出来ません。
主張の激しい者には、受け入れる度量(どりょう)がないのです。
豊かな人生を生きようと考えるのであれば、聞く耳を持ちましょう。
自己主張に打ち勝ち、小さな世界を乗り越えましょう。
自分が正しいという自己主張こそが、あなたの自由を奪います。
あなたは未熟であり、無知なのです。
何事からも学ぶ姿勢を見失ってはなりません。

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