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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年8月16日木曜日

豊かさを招く

人生にとって重要なことは、豊かに生きることです。
豊かに生きるというのは、贅沢に暮らすことではありません。
豊かさとは、良いことも悪いことも十分であるということです。
良いことだけでは、豊かさではありません。
悪いことも十分になければ、豊かさではないのです。
大切なのは、良いことも悪いことも十分であることなのです。
すべてが満たされることこそが、豊かさであるということを理解しなければならないのです。
多くの人は、豊かさを誤解しています。
多くの人は、良いものが多くあることを豊かさだと考えているのです。
贅沢に暮らすことでは、決して豊かさを得ることは出来ません。
人生に良いことしかなければ、それはやがて苦悩となってしまうのです。
日照りを喜ぶ人はいません。
それは、命を失うことであるからです。
雨が降らなければ、大地は焼かれ、川は干上がります。
例えば、良いことを求めるというのは、晴天を求めるということです。
晴天は気持ちが良いですが、雨が降らなければ、人は晴天を恨むようになるのです。
良いことだけを求めても、人生に豊かさが実現することはありません。
あなたは、悪いことも受け入れる必要があるのです。
心は、喜怒哀楽の感情が十分である時に安定します。
過剰や不足によっては、豊かさは得られないのです。
多くの人は、利己的に生きています。
多くの人は、有利や利益を求めます。
そして、不利や損失を否定するのです。
大切なのは、豊かさのためには、不利や損失も必要であると知ることです。
与えることがなければ、受け取ることは出来ません。
与えるというのは、不利や損失を受け入れるということでもあるのです。
不利や損失を受け入れることがなければ、与えることは出来ないのです。
豊かに生きるためには、不利や損失の重要性を理解しなければなりません。
人生においては、良いことばかりを集めることは出来ません。
それは、人生を乏しくするからです。
あなたの目的は豊かに生きることです。
良いことばかりを集めることは、人生の目的に反しているのです。
自分にとって悪いことには価値があります。
多くの人は、良いことだけに価値を見出しますが、それが偏見であるということを理解しなければならないのです。
あなたは、自分の人生に対して責任感を持たなければなりません。
あなたは、自分の人生を生きなければならないのです。
他の人生が楽しそうだからといって、自分の人生を蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
面白くなくても、それが自分の人生であれば、懸命に生きなければなりません。
楽しいことばかりを追い求めてはなりません。
あなたは、すべてには時があるということを知りましょう。
残念ながら、楽しいことだけを得ることは出来ません。
それは、時に従ってやがて楽しいことではなくなるからです。
楽しくないことは、時に従ってやがて楽しいことに変わります。
世界は、豊かさを求めています。
どのようなことも、十分に満たされようとしているのです。
それを人が食い止めているのです。
雨を受け入れるのであれば、恵みが得られます。
しかしながら、雨を受け入れないのであれば、多くを失うことになるのです。
それが不利や損失であろうとも、安易に否定してはなりません。
それは、豊かさを実現するために必要な要素だからです。
良いことだけを追い求めてはなりません。
楽しい時だけを求めるのであれば、偏りを得て歪むのです。
そのため、楽しい時と同じように、苦しい時を受け入れましょう。
十分にあるというのは、偏りが無いということです。
必要以上に良いことを求めてはなりません。
必要以上に悪いことを否定してはならないのです。
良いことも悪いことも大切に扱いましょう。
そうすれば、豊かさを招くことが出来るでしょう。
あなたは、豊かに生きましょう。

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