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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年8月19日日曜日

歩みを改める

人は、惰性(だせい)によって豊かさを実現することは出来ません。
それは、真っ直ぐに歩んでいれば、目的地へと辿り着くことが出来ると考えるようなものだからです。
この世界においては、目的へと辿り着くためには、道に従って歩まなければなりません。
道は、決して真っ直ぐには作られていません。
道は曲がり、目的地へと真っ直ぐに繋がっている訳ではないのです。
あなたが目的地へと辿り着くためには、道に従って方向を改めなければなりません。
道が右に曲がっていれば、右に歩みを改めなければならないのです。
あなたの辿り着くべき目的地には、真っ直ぐに歩んで辿り着くことは出来ません。
右に左に歩みを改めなければ、目的地へと辿り着くことは出来ないのです。
残念ながら、多くの人は惰性的に生きています。
多くの人は、歩みを改めることなく、真っ直ぐに歩み続けているのです。
それは、歩みを改めるのを恐れているからです。
歩みを改めることは、未知への挑戦です。
人は、歩みを改める時に、歩んだことのない未知を歩まなければなりません。
多くの人にとって、それは恐ろしいことなのです。
そのため、多くの人は、惰性によって真っ直ぐに歩もうとするのです。
しかしながら、真っ直ぐに歩んだところで、目的地へと辿り着くことは出来ません。
惰性的に生きることは、決して豊かさを実現しないのです。
あなたが豊かさを求めているのであれば、歩みを改めなければなりません。
いつまでも、同じ道を真っ直ぐに歩んでいてはならないのです。
それは、道を真っ直ぐに歩もうとしても叶わず、壁に行き詰まってしまうからです。
それは、停滞をもたらします。
停滞によって導かれるのは乏しさです。
血流が滞れば、細胞は死滅してしまいます。
呼吸が止まれば、命を失ってしまうのです。
残念ながら、停滞が豊かさを導くことはありません。
道を真っ直ぐに歩むことは、決して人生を豊かにはしないのです。
あなたは、道を真っ直ぐに歩んではなりません。
なぜなら、あなたが道を歩み始めた時には、より未熟であったからです。
より未熟であった自分が定めた方向性が、あなたを目的地へと辿り着かせることはありません。
歩みを改めることによって、あなたはより良い方向性を定めることが出来るのです。
次の歩みの方が、前の歩みよりも優れています。
あなたが歩みを改める程に、目的地へと辿り着く可能性は高まるのです。
惰性的に生きることは、恐れを忘れることが出来ます。
未知を無視することによって、人は恐れを忘れることが出来るのです。
恐れを忘れて生きることは、決して豊かな道ではありません。
豊かな道には、恐れも必要なのです。
陰陽のすべてを受け入れることによって、豊かさが得られます。
しかしながら、恐れを否定するのであれば、豊かさは得られないのです。
あなたは、恐れを受け入れ、歩みを改めましょう。
それは、退屈な日々からあなたを救い出すでしょう。
壁によって生じる問題や苦しみから、あなたを解放するでしょう。
歩みを改めることは、人生を豊かに生きることの基本です。
歩みを改めることがなければ、人は乏しさを生きなければならないのです。
”当たり前”が良いと思い込んではなりません。
次々に”当たり前”を覆(くつがえ)さなければならないのです。
そうすれば、あなたは未知の恐れと共に、未知の楽しみを得ることが出来るでしょう。
退屈から豊かさを得ることは不可能です。
しかしながら、未知の恐れと楽しみからは、豊かさを得ることは可能なのです。
それは、そこに可能性が存在しているからです。
人生を豊かにするためには、可能性に従わなければなりません。
惰性に従うことは、可能性を否定しているようなものなのです。
真っ直ぐに歩む者には恐れと楽しみと可能性がありません。
それは、空しい人生なのです。
実りある人生とは、恐れと楽しみと可能性の存在する人生のことです。
あなたは、恐れずに歩みを改めましょう。
そうすれば、目的地へと辿り着き、人生に豊かさを実現するでしょう。



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