すべての人は、幸福を求めています。
誰もが、自分の幸福を追い求めているのです。
あなたは、幸福を実現しなければなりません。
人が人生を幸福に生きることは、生まれた義務でもあるからです。
人は、幸福に生きるために生まれたのです。
あなたは、幸福を食い止めてはなりません。
あなたは、幸福を実現しなければならないのです。
しかしながら、多くの人は、幸福を実現する方法を知りません。
多くの人は、幸福を求めながらも、それを実現する方法を知らないのです。
そのため、幸福の実現を妨げるような選択を繰り返しているのです。
幸福とは、決して自分にとって都合の良いことの集積ではありません。
自分にとって都合の良いことが積み重なれば、それは、大きな偏りを築くことになるのです。
自分に都合の良いことが積み重なれば、それは偏っているために崩壊します。
それは、大きな危険と問題を引き起こすのです。
多くの人が追い求めている幸福とは、大きな危険であり、問題であるということを覚えておかなければならないでしょう。
残念ながら、あなたが求めているのは幸福ではありません。
幸福のように見える大きな危険や問題であるのです。
そのため、幸福を求める多くの人は、苦しみを抱えているのです。
すべての人が幸福を求めているのに、幸福を実現している人は少ないのです。
あなたは、そのような状態に疑問を抱かなければならないのです。
この世界では、すべての人が幸福を実現することが出来ます。
それは、すべての人が特別な役割を与えられたからです。
この世界では、すべての人が幸福を実現することが出来るように作られているのです。
幸福を得られないというのであれば、それは、自分自身に問題があるということなのです。
誤解や偏見によって、人は幸福を見失っているのです。
幸福とは、決して偏っているものではありません。
それは、自分にとっての都合に左右されるようなものではないのです。
自分にとっての都合が良いことも、悪いことも含めて幸福なのです。
良いことだけでは幸福は得られません。
もちろん、悪いことだけでは幸福は得られないのです。
良いことと悪いことが調和した状態こそが幸福なのです。
例えば、自動車はアクセルだけで目的地へと辿り着くことは出来ません。
アクセルだけでは、必ず事故を起こしてしまうのです。
多くの人が求める、自分にとっての都合の良いものを求めるのは、アクセルだけで自動車を運転するようなものなのです。
それが、いかに危険なことか?、いかに問題を引き起こすか?の想像は付くでしょう。
自動車を安全に目的地へと辿り着かせるためには、ブレーキが必要不可欠なのです。
ブレーキが働かなければ、道を曲がることすら出来ないのです。
人生におけるブレーキとは、苦しみです。
あなたが幸福を得るためには、苦しみの働きが必要不可欠なのです。
苦しみは、ブレーキの役割を担います。
ブレーキは、減速するために必要不可欠な道具なのです。
ブレーキが無ければ、どのような自動車も、道を曲がることが出来ないのです。
どのような自動車も、減速しなければ曲がることは出来ません。
ブレーキは、自動車が目的地へと辿り着くためには、必要なものです。
苦しみとは、決して悪いものではありません。
なぜなら、人は苦しみによって改めるからです。
苦しみがなければ、人は何かを改めることはありません。
残念ながら、すべての人は未熟なのです。
人は正解を知りません。
そのため、何度も失敗を重ねる必要があるのです。
それは、ブレーキを踏むことによって減速し、曲がることが出来るようになるためです。
苦しみを都合の悪いものとして考えてはなりません。
苦しみによって、あなたは自らを改めることが出来るのです。
苦しみを悪いものとして扱ってはなりません。
光だけでは、実像を把握することは出来ません。
それは、輪郭(りんかく)が消滅してしまうからです。
光の中に影があれば、そのこに輪郭が生まれるのです。
光と影が協力することによって、幸福が輪郭を現すのです。
あなたの考えている幸福は、幸福ではありません。
苦しみを蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
苦しみがなければ、あなたは幸福を得ることが出来ません。
苦しみを嫌ってはなりません。
苦しみをも力に変えましょう。
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