このブログについて

「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年3月20日金曜日

心を静めることが大切です。
人は心によって、この世界を生きています。
世界に対して、どのような認識を導くのかによって、どのような人生を得るのか?ということが決まります。
人は、人生を認識によって築いているのです。
世界に対して、それぞれが認識を以て接するために、人生はそれぞれに違うものとなるのです。
世界は一つですが、人生はそれぞれに異なった形を得るのです。
人生は心の現れです。
心の認識によって人生はどのような姿にも変化するのです。
人生とは、心による世界の認識に過ぎないのです。
そのため、人生というものは心の状態によって決まります。
多くの人は、人生が生まれ持った環境や状況や能力によって決まると考えています。
それは、自身が所有している心というものに対する無知によって引き起こされる、浅はかな結論であるのです。
心を知らずに生きている者には、人生というものが外的要因によって決められるという印象を得るのです。
しかし、この考えは正しくないと言わなければなりません。
それは、同じような環境や状況、能力を所有していようとも、人生には大きな違いが生じるからです。
能力というものは、個人の魂の力であるために、前世からの力の蓄積という特殊な性質を持ちます。
それを比べると正確な判断を下すのは難しいのですが、同時代に生きる個人の能力に関しては相違が大き過ぎるということは稀です。
大抵の人物の能力は似通っていると言えるでしょう。
環境や状況に対しては、例えば兄弟には大した違いはありません。
親から受ける愛情の違いを考慮しても、その他の人から受ける愛情というものによって相殺(そうさい)することが言えます。
愛情を受けずに生きる人は存在しません。
すべての人は、必要な量の愛情を受け取ることを約束されて生まれるのです。
このことを認識したり、信じることができないのは、心がそのように捉えるからに他ならないのです。
必要なものを受け取っているにもかかわらず、それを認識することができないのは、外的要因に原因があるのではなく、自分自身の心に原因があるということを認める必要があるということなのです。
世界は美しく存在しています。
それは、どのような時代においても、誰にとっても同じです。
様々な正義が存在し、様々な陰謀が暗躍していますが、それでも世界は美しいのです。
それを歪めたり汚すのは、自分自身の心の認識であるということを認める必要があるのです。
多くの人は心の重要性を理解しません。
人生を築いているのは、頭脳であったり、生きる為のテクニック(資産運用や渡世(とせい))であると本気で信じ込んでいるのです。
そして、お金や物品などの外的要因に価値観を集中し、心から遠ざかっているのです。
その結果として、心は衰退し、歪んだ認識によって人生に苦悩を引き込むのです。
現代に生きる人は、心について何も知りません。
物質主義によって支配され、心に内在する能力に気が付けないのです。
心が乱れるなら、人生が乱れます。
そこには、争いや苦悩が溢れるのです。
静かな水面に雫(しずく)が垂れれば、それは一つの波紋を生み出します。
波紋は滑らかに水面を走り、全体に広がるのです。
これは、静かな心が対象を正しく理解することや、世界への広がりを現しているのです。
雨によって激しく叩かれる水面に雫が垂れても、それがどこに落ちたのか、どのような波紋を生み出したのかを知ることはできません。
これは、乱れた心が対象を理解することができないことや、世界を閉ざしてしまうことを現しているのです。
雨の中の一雫を探し出せる人はいないのです。
その一雫を認識するためには、水面は静けさを保っていなければならないということなのです。
多くの人は心が乱れているために、目の前の現象についての考察が不十分です。
乱れた心では本質を理解することができないために、ネガティブな印象と歪んだ選択によって人生を築くことになります。
同じ現状を目撃しても、それに対する感想は千差万別です。
例えば、死に対して不吉さを覚える人もいれば、それを喜びと考える人もいるのです。
兄弟であっても、見解は違うものになるのです。
それを環境や状況や能力のせいにするのは無理があるのです。
安易な考えは責任を転嫁するのです。
あなたが心に向き合った時には、世界に対する自分自身の認識が人生を築いているということに気が付くでしょう。
そして、乱れた心であっては、世界を正しく認識することができないということにも気が付くはずなのです。
あなたは世界が美しいということを覚えておきましょう。
世界を認識した時に、ネガティブな印象に辿り着くのであれば、それは自身の心に歪みが生じているということに気が付きましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿