この世界に無駄は存在しません。
	すべては必要に満ちています。
	すべての存在が大切な役割を担って存在しているのです。
	しかし、あなたには無駄に思える存在が多数あります。
	それは、直接的にあなたには関係していないからです。
	直接的に関係を持たないものには、その必要性を理解することは難しいのです。
	あなたの認識は、自らの近くに限定されます。
	それは、想像力に乏しいからです。
	自らに直接的に関係しないものに対する必要性を理解するには、大きな想像力を必要とするのです。
	それは、目には映らない繋がりを理解することであり、簡単なことではありません。
	目には映らない繋がりを理解するためには、小さな手掛かりを拾い集め、推測から到達する必要があるからです。
	推測から始めなければ、事実に辿り着くことはできません。
	事実とは、(あなたにとっては)奇妙な状態であるのです。
	この世界には無駄が存在しないのが事実です。
	しかし、あなたにはそれが奇妙に映るでしょう。
	あなたには無駄に思えることが多々あるはずです。
	それは、自分自身に対する関係性を想像し、その事実に気が付くことができないからです。
	深く観察することがなければ、決して事実に到達することはできません。
	無関係に思える小さな手掛かりを拾い集め、そこから事実への推測を導き出さなければなりません。
	無関係に思えるものが、あなたには関係しています。
	「すべては一つ」に繋がっているのです。
	無意味なものは存在しないのです。
	宇宙を眺めた時に、この広大な世界が何のために存在しているのか?を考えたことはありませんか?
	地球という小さな惑星に住む、あなたの小さな認識のためだけに、広大な宇宙空間が存在しているのでしょうか?
	宇宙空間に存在するすべての星が、何の意味もなく、無駄に存在しているというのでしょうか?
	その意味を推測し、事実を求めなければならないのです。
	想像力を諦めてはなりません。
	推測を放棄してはなりません。
	事実を恐れてはなりません。
	あなたには知らなければならないことがあるのです。
	無知を生きるのであれば、この人生が意義を見出すことはありません。
	人生は知恵の高まりによって、意義を見出すのです。
	そのため、世界に無駄を見出している者には、意義のある人生を生きることはできないのです。
	必要のないものは存在しません。
	存在するすべてのものは、必要な意思によって生み出されるのです。
	あなたの行為が無駄に終わったことがあったでしょうか?
	それは、人生に何かしらの影響をもたらしたはずです。
	あなたの理想とは違う形であることが、無駄に終わるということではありません。
	あなたがその事実に気が付かないだけであって、必要は満たされているのです。
	その事実は次の展開をもたらし、必要な経験をあなたに導くのです。
	それが苦悩に満ちた経験であったとしても、無駄になることなど有り得ません。
	すべては必要性に従って導かれるのです。
	過去を振り返ってみれば理解することができます。
	どのような過去も、あなたには必要な学びであったのです。
	その経験がなければ、あなたは成長することができてはいないのです。
	人が何かしらの経験を得て、成長しないということはありません。
	どのような経験からも、成長を実現することができるのです。
	過去を得た者が成長を実現しないということは有り得ません。
	この世界に無駄は存在しないのだから、成長が実現しないということもないのです。
	無意味に思えるもの、無駄に思えることが、あなたを確実に成長させます。
	想像力を働かせましょう。
	小さな認識の中に埋没してはなりません。
	世界は広大であるのです。
	必要性を探しましょう。
	
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