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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年8月20日木曜日

心の汚れ

すべての人は、生まれながらに汚れを所有しています。
どのような人物であっても、生まれ落ちるには理由があるのです。
この世に生を受けるということは、成長する必要があり、成長させる必要があるということなのです。
それは、汚れを取り除くことであるのです。
自分自身に対しても、他人に対しても、その汚れを取り除かなければならないのです。
汚れを所有したままであっては、成長することはできません。
それは、心にこびり付いて離れず、やがて歪みを生じさせます。
心に汚れを有したままでは、成長することはできないのです。
汚れは心の発育を妨げます。
曇り空が続けば、植物は発育することができないのです。
植物が成長するためには光が必要です。
心が成長するためにも、光の力が必要になるのです。
光の力とは、真理の導く光です。
心は真理によって照らされるのです。
その光が届かなければ、心が成長することはできません。
真理が輝いているのに、それに気が付くことがなければ、人は心を育むことができないのです。
そのため、汚れを取り除かなければなりません。
真理の光が心に届くようにしなければならないのです。
人生を生きる理由は、成長にあります。
成長するためには、汚れを取り除かなければなりません。
そのため、人は常に自らの心を見詰め、そこに存在、潜在している汚れを自力によって取り除きましょう。
汚れは、自我、我欲という形を以て現れます。
自己を中心とした考え方こそが心の汚れです。
多くの人は自己を中心とする考え方を所有しています。
誰もが自分が可愛いのです。
優先するのは自分自身のことなのです。
自分自身を大切にするのは当たり前のことです。
しかし、他人を大切にすることも当たり前なのです。
多くの人は自分自身を大切にするあまり、他人と争うのです。
他人との間に争いが生じるのは、自己を中心とする考え方を選択した結果に他なりません。
互いが相手を思いやっているのであれば、そこに争いが生じるということはないのです。
争いが生じるのは、心に汚れがあり、その汚れによって歪んでしまっているからです。
他人と協力しなければ、何事も好転することはないのです。
何等かの形にしても、協力することができないというのであれば、それは汚れによる結果であるのです。
自己を中心とする考え方を所有している人が、他人と協力することができるでしょうか?
協力することはあっても、それは自己の利益のために他人を利用しているに過ぎません。
それは、協力に見えても、決して協力ではないのです。
大切なのは汚れを取り除くことです。
心を美しく磨き上げなければなりません。
自我、我欲が先行することを認め、それを解消する必要があるのです。
多くの人は心の汚れを軽んじています。
人生が心によって作り出されているということを知らないのです。
そして、自分自身がすでに汚れを所有していることも知りません。
経験を重ねる中で、自我、我欲を退けましょう。
多くの人は”普通”に生きていく中で、汚れを増します。
自我、我欲を貪り、それを楽しんでいるのです。
自己を中心とした考え方を生きて、何が楽しいのでしょうか?
それは、仕事(責任)を楽しまず、遊び(無責任)を楽しむようなものです。
仕事(責任)を楽しまなければ人生に豊かさは訪れません。
遊びを楽しんでいる人は、苦悩の中に生きることになるのです。
あなたは心を大切にしましょう。
この世に生まれ落ちた理由を忘れてはなりません。
すでに心は汚れているのです。
それを改善することが目的です。
美しい心と共に、豊かな人生を生きましょう。
自我、我欲を退けることによって、汚れを取り除きましょう。

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