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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年8月2日日曜日

力の扱い

扱い方を間違えれば、どのような力もあなたに苦悩を導きます。
力は扱い方に注意しなければなりません。
扱い方次第で、力のもたらす効果は大きく変わるのです。
結果を想像した上で力を扱わなければなりません。
結果を想像するということは、未来を予測するということです。
結果は未来からやってきます。
あなたがその力をどのような未来(結果)に結び付けるのか?ということなのです。
未来を想像しましょう。
そして、その力が未来にどう影響するのか?ということを考え、その扱い方を選択するのです。
どのような力も、扱い方を誤ってしまっては、必要な結果を導くことはできません。
力に対して、良い悪いという区別はできません。
一つの結果に対しては、すべての力が必要な要素であり、無くてはならない大切なものなのです。
結果に対して必要な力はすべて扱わなければならないのです。
結果に対して必要な力の内、どれか一つでも欠けるようなことがあれば、結果は実現しないのです。
料理を作る時に、必要な材料を使わなければ、理想の味を実現することはできません。
一つの食材や調味料を使わないだけで、その料理は味気無いものとなってしまうのです。
どのうように少量の調味料でさえ、その力がなければ味は違うものとなります。
必要な力のすべてを扱わなければなりません。
この世界に陰陽の仕組みが存在するように、人の選択肢(感情)にもネガティブなものとポジティブなものがあります。
ポジティブな感情は光り輝いていて、まるで昼間のようです。
ネガティブな感情は暗闇を湛(たた)え、まるで夜間のようです。
この世界には昼間と夜間のどちら共の力が必要です。
とちらか一方だけの力では、世界には豊かさが実現しないでしょう。
昼間と夜間の大きく分けて二つの力が互いに協力するからこそ、世界は豊かに保たれるのです。
多くの人はネガティブな感情を好みます。
実際にはポジティブな感情を欲していますが、実行しているのはネガティブな感情の方であるのです。
多くの人が扱っているの力の大半はネガティブな感情です。
料理に塩を使い過ぎると辛味が増し、料理全体の味は価値を失ってしまいます。
必要な力を、必要な分量に調整する必要があるのです。
ネガティブな感情を多用すれば、状況に対する印象は苦しいものになります。
しかし、ポジティブな感情を多用するならば、冷静さと慎重さを失う結果となるのです。
辛過ぎる料理は食べられません。
甘過ぎる料理も同じです。
味はバランス良く配合されていなければならないのです。
ネガティブな感情は決して悪い力ではありません。
ネガティブな力がなければ、必要な結果を導くことはできないのです。
気球には浮力が働きます。
それは、袋の中に熱した空気を蓄えるためです。
熱した空気は浮力を得ます。
それは飛行に対してポジティブな力です。
しかし、重りがなければ目的地へと辿り着くことは叶いません。
それどころか、危険な飛行となってしまうのです。
重り(さ)はネガティブな力です。
浮力と重さの力の関係がバランスを保つことが、気球を目的地へと到着させるのです。
人はネガティブとポジティブの二つの選択肢を持ちます。
どちらかに偏ってはなりません。
どちらも大切なものなのです。
自らの心を客観して、自分がどこにいるのか?を確認しましょう。
地上から離れ過ぎてもいけません。
地上に近過ぎてもいけないのです。
心地良く進める位置を探すのです。
美味しい味を見極めるのです。
結果は、扱う力の絶妙なバランスによって実現します。
力と、その扱い方を良く学ばなければなりません。
すべてが大切な力です。
前向きに考えましょう。

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