あなたは、人生が発見の場所であるということを知りましょう。
あなたは、発見しているのです。
あなたは、発見しているに過ぎません。
しかし、発見こそが重要なのです。
あなたにできることと言えば、発見することだけです。
それは、この世界の理(ことわり)であるかも知れませんし、自分自身であるかも知れません。
傲慢(ごうまん)に陥った者は、発見することに満足することがありません。
傲慢に陥った者は、発見を創造と言い表すのです。
多くの人は、発見に価値を見出すことをしません。
多くの人は創造にこそ価値があると思い込んでいるのです。
発見と創造は同じことです。
創造する方法を発見したのです。
しかしながら、多くの人は形に捕らわれます。
創造することによって得られる報酬(ほうしゅう)に目が眩(くら)むのです。
そして、発見を蔑(ないがし)ろにします。
あなたは、発見にこそ価値があるということを理解しなければなりません。
この世界においては、小さなものが大きくなるのです。
原因は小さなものであり、その結果が大きなものです。
人は、発見しているに過ぎません。
小さな発見が、大きな発見に繋がっているのです。
小さな発見を蔑ろにしているのであれば、大きな発見に繋がることはありません。
多くの人は、目に映る形を求めています。
それは、利益を求めているからです。
発見は利益ではなく、創造が利益だと思い込んでいるのです。
あなたは発見こそが重要であるということを理解しましょう。
一つの発見に対して、謙虚な姿勢であるべきなのです。
一つ一つの発見の積み重ねこそが、価値を生み出すということを理解しましょう。
あなたの目の前には、常に新たな発見が存在しています。
それを発見すれば良いのです。
新たな発見を発見することができないというのであれば、欲に目が眩んでいるのでしょう。
人生を豊かなものにするためには、小さな発見を続けるだけで十分です。
しかし、発見が途切れるのであれば、人生は簡単に乏しさを得ることになるのです。
多くの食物を飲み込めば、腹が痛むのです。
少しの食物を飲み込めば、腹は喜ぶでしょう。
強欲は豊かさを導きません。
それは、強欲は傲慢の産物であるからです。
寡欲(かよく)こそが豊かさを導くのです。
それは、寡欲は謙虚の産物であるからです。
人は発見しているに過ぎません。
人が何かを創造しているのではないのです。
その創造の方法を発見したに過ぎません。
人にできることは、発見することだけです。
新たな発見をするためには、謙虚でなければなりません。
傲慢に陥れば、強欲によって一つのことだけに集中します。
それは、視野を失う結果を導くのです。
謙虚であれば、人は観察者としての立場を保つことができます。
それは、一つのことだけに集中することを避け、より広い範囲を見渡すことができるのです。
広い範囲を見渡すことができれば、新たな発見を得ることもできるでしょう。
傲慢に陥り、視野を失えば、同時に余裕を失います。
発見を続けていれば、余裕を保つことができるのです。
あなたは傲慢によって狭い視野に生きてはなりません。
謙虚によって広い視野に生きましょう。
人生は常に発見の連続です。
あなたには、知らないことの方が多いのです。
謙虚な気持ちで、人生に向き合いましょう。
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