すべての人が幸福を求めています。
すべての人が、自分に相応しい幸福を求めているのです。
幸福というものは、人によってその形が異なります。
それは、人生に対しての目的やその必要が異なっているためです。
人生の目的や必要を満たす条件を幸福と呼ぶのです。
人生の目的や必要から外れていれば、幸福と認識することはできないのです。
すべての人は、自分の人生の目的や必要を満たす条件を求めているのです。
しかしながら、人生の目的や必要は常に変化しています。
それは、自分自身が変化しているためです。
すべての人は常に成長しています。
変化とは、成長のことを指すのです。
どのような変化であろうとも、成長です。
人生には、気に食わない変化ばかりが生じると思うかも知れませんが、それも成長の証なのです。
あなたは信じることができないかも知れませんが、常に成長し続けているのです。
そのために、人生の目的や必要も変化し続けているのです。
人生の目的や必要は価値です。
あなたは人生の目的や必要を満たす条件に価値を見出すでしょう。
価値基準は常に変化しています。
それが固定されることはありません。
多くの人は、価値基準の変化に気が付いていません。
価値基準が変化しているにもかかわらず、既存の価値基準に従っていたりします。
既存の価値基準に従うのは無謀です。
既存に価値を求めても、実際には価値を得ることはできないからです。
人生の目的や必要は、可能性として現れます。
あなたは、何かしらの可能性こそが、人生の目的や必要であると認識していましょう。
そのため、人が幸福を得るためには、可能性を大切にすることが求められるのです。
可能性を大切にしない者が、幸福を得ることはできません。
なぜなら、既存からは停滞が導かれ、停滞は衰退をもたらすからです。
可能性こそが、変化と繁栄をもたらすのです。
そのため、人生に幸福を求めているのであれば、可能性を重要視しなければならないのです。
可能性とは、未知のことです。
未知であれば、それはあなたにとっての可能性なのです。
あなたが可能性を求めるのであれば、自分にとっての未知に向き合わなければなりません。
しかしながら、多くの人は既存に価値を求める思考が定められています。
多くの人は、意識的にも、無意識的にも、既存に価値を求めるのです。
それは、人生の目的と必要を反することを意味しているのです。
人生の目的と必要に反することは、矛盾を生じさせます。
多くの人は、外を変えたいと思ってはいても、内を変えることはないのです。
多くの人は、このような矛盾を抱えています。
あなた自身も、人生の目的や必要も常に変化しています。
そのことに気が付かなければなりません。
外を変えたいと思うのであれば、内の変化に気付き、それを変えなければならないのです。
内を変えずに外を変えようとするのは傲慢(ごうまん)です。
外を変えたいと思うのは、既に内が変化しているためなのです。
そのため、外を変えようと思う時には、内を変える必要があるのです。
既存の価値基準に従っているのであれば、内を変えることはできません。
未知に価値基準を置くことによって始めて、あなたの内は変化を受け入れることができるのです。
自分を変えることなく、人生が変わるなどと考えてはなりません。
人生を変えようと考える必要などないのです。
変えるべきは自分です。
既存に依存する態度を手放すのです。
あなたは未知に向き合い、新たな変化を楽しむのです。
既存に価値を求めたとしても、決して得ることはできません。
それは、栄養の得られない砂を噛むようなものなのです。
すべてが変化し続けているということに気が付きましょう。
そして、新たな価値基準に向き合うために、自分を変えましょう。
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