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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2017年5月3日水曜日

価値基準

すべての人が幸福を求めています。
すべての人が、自分に相応しい幸福を求めているのです。
幸福というものは、人によってその形が異なります。
それは、人生に対しての目的やその必要が異なっているためです。
人生の目的や必要を満たす条件を幸福と呼ぶのです。
人生の目的や必要から外れていれば、幸福と認識することはできないのです。
すべての人は、自分の人生の目的や必要を満たす条件を求めているのです。
しかしながら、人生の目的や必要は常に変化しています。
それは、自分自身が変化しているためです。
すべての人は常に成長しています。
変化とは、成長のことを指すのです。
どのような変化であろうとも、成長です。
人生には、気に食わない変化ばかりが生じると思うかも知れませんが、それも成長の証なのです。
あなたは信じることができないかも知れませんが、常に成長し続けているのです。
そのために、人生の目的や必要も変化し続けているのです。
人生の目的や必要は価値です。
あなたは人生の目的や必要を満たす条件に価値を見出すでしょう。
価値基準は常に変化しています。
それが固定されることはありません。
多くの人は、価値基準の変化に気が付いていません。
価値基準が変化しているにもかかわらず、既存の価値基準に従っていたりします。
既存の価値基準に従うのは無謀です。
既存に価値を求めても、実際には価値を得ることはできないからです。
人生の目的や必要は、可能性として現れます。
あなたは、何かしらの可能性こそが、人生の目的や必要であると認識していましょう。
そのため、人が幸福を得るためには、可能性を大切にすることが求められるのです。
可能性を大切にしない者が、幸福を得ることはできません。
なぜなら、既存からは停滞が導かれ、停滞は衰退をもたらすからです。
可能性こそが、変化と繁栄をもたらすのです。
そのため、人生に幸福を求めているのであれば、可能性を重要視しなければならないのです。
可能性とは、未知のことです。
未知であれば、それはあなたにとっての可能性なのです。
あなたが可能性を求めるのであれば、自分にとっての未知に向き合わなければなりません。
しかしながら、多くの人は既存に価値を求める思考が定められています。
多くの人は、意識的にも、無意識的にも、既存に価値を求めるのです。
それは、人生の目的と必要を反することを意味しているのです。
人生の目的と必要に反することは、矛盾を生じさせます。
多くの人は、外を変えたいと思ってはいても、内を変えることはないのです。
多くの人は、このような矛盾を抱えています。
あなた自身も、人生の目的や必要も常に変化しています。
そのことに気が付かなければなりません。
外を変えたいと思うのであれば、内の変化に気付き、それを変えなければならないのです。
内を変えずに外を変えようとするのは傲慢(ごうまん)です。
外を変えたいと思うのは、既に内が変化しているためなのです。
そのため、外を変えようと思う時には、内を変える必要があるのです。
既存の価値基準に従っているのであれば、内を変えることはできません。
未知に価値基準を置くことによって始めて、あなたの内は変化を受け入れることができるのです。
自分を変えることなく、人生が変わるなどと考えてはなりません。
人生を変えようと考える必要などないのです。
変えるべきは自分です。
既存に依存する態度を手放すのです。
あなたは未知に向き合い、新たな変化を楽しむのです。
既存に価値を求めたとしても、決して得ることはできません。
それは、栄養の得られない砂を噛むようなものなのです。
すべてが変化し続けているということに気が付きましょう。
そして、新たな価値基準に向き合うために、自分を変えましょう。

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