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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年1月22日月曜日

自分を尋ねる

すべての人は未熟です。
すべての人は無知です。
すべての人は歪んでいます。
すべての人は不足しています。
すべての人は多くを持ち過ぎているのです。
この世界には、満たされている人は存在しません。
すべての人が不満を生きているのです。
多くの人は、不満を生きていることを知っています。
しかしながら、不満を感じている自分という存在を知る者はいないのです。
人は、自分を知りません。
多くの人は、自らが自分を一番知っていると思い込んでいますが、誰も自分を知りはしないのです。
あなたは自分を知りません。
自分を知らないために、問題に苦悩しているのです。
自分を知っていれば、問題に苦悩することはありません。
自分を知っていれば、問題が生じることもないのです。
問題とは、傲慢(ごうまん)による教育への抵抗です。
人生は、あなたの未熟さを改善しようとして問題を引き起こします。
自分が未熟であることを知っており、人生が自分の未熟さを改善するために問題を引き起こしていることを知っているのであれば、謙虚(けんきょ)に学べば良いのです。
しかしながら、多くの人は知らないために抵抗します。
そこに軋轢(あつれき)が生じ、それが苦悩を導くのです。
自分を知っている者は、問題と争う必要がありません。
問題を謙虚に学び、自らを改め、成長を実現させる時、そこに苦悩が導かれることはないのです。
問題を否定し、自らを正当化し、強情に陥(おちい)った時、そこに苦悩が導かれるのです。
多くの人は、無知の中に生きています。
自分を知らず、目の前の問題の意味を知らないのです。
そのため、多くの人にとって、人生は苦しいものなのです。
大切なのは、自分を知ることです。
自分を知ることによって、人生には喜びが導かれるでしょう。
あなたは、自分を知らなければなりません。
あなたは、自分を探しましょう。
多くの人は、自分を知っているのは自分自身だと考えます。
自分と最も長く向き合っているのは自分自身なのです。
そのため、自分に対して、自分を教えてもらおうとします。
しかしながら、自分を知っているのは自分自身ではありません。
先述したように、あなたは未熟です。
未熟な自分自身に対して自分を尋(たず)ねたとしても、正しい答えが返ってくることはないのです。
あなたが知っている自分というものは、決して自分ではないということを理解しましょう。
次にあなたは、他者に自分を尋ねるかも知れません。
他者であれば、客観によって自分を知っているはずだと考えるのです。
しかしながら、あなたが他者を知らないように、他者もあなたを知らないのです。
他者もあなたに自分を教えることは出来ないのです。
あなたは自分自身に対しても、他者に対しても、自分を教えてもらうことは出来ません。
あなたが自分を知るためには、自分自身や他者を頼りにしてはならないのです。
あなたに自分を教えることが出来るのは、後の自分自身だけであることを知りましょう。
後の自分自身とは、成長した自分自身のことです。
人は未熟さ故(ゆえ)に偏見を抱えています。
すべての人は、偏見を抱えて生きているのです。
偏見は誤解を生み出します。
そのような人が、自分を知ることはないのです。
人は、成長することで偏見や誤解を手放すことが出来ます。
偏見や誤解を手放すことが出来れば、自分を知ることが出来るのです。
あなたは、成長することによって自分を知るでしょう。
成長するためには、経験を積む以外に方法はありません。
経験を積み重ねなければ、偏見や誤解を手放すことは出来ないのです。
あなたが苦悩の無い人生を生きるためには、経験を積み重ねる以外に方法はありません。
自分を知ることによって、人は豊かな人生を生きることが出来ます。
自分を知らなければ、人生の選択を間違ってばかりなのです。
それでは乏しい人生を生きることになるでしょう。
自分のことは、後の自分に尋ねましょう。
自分自身や他者に尋ねてはなりません。
経験によって、現状の自分自身を磨きましょう。
そして、豊かな人生を生きましょう。



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