このブログについて

「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年1月3日水曜日

歩み

人生を豊かなものにするためには、変化する必要があります。
停滞することは豊かさではありません。
人生は、停滞することによって豊かさを失います。
停滞は乏しさを導くということを覚えておきましょう。
人生を豊かなものにするためには、変化を実現する必要があります。
肉体が命を保つために、生命活動を続けているようにです。
肉体は、絶えず変化し続けています。
心臓は鼓動を続け、呼吸も止まることはありません。
命は、変化の中にこそ存在するのです。
呼吸を止めれば、やがて心臓の鼓動も止まります。
それは生命活動の停滞であり、命を失うという結果を導くのです。
肉体が命を保つためには、生命活動という変化を続けなければならないのです。
この世界は豊かさに溢れています。
それは、この世界の一切が流転し続けているからです。
一切が流転し続けているために、この世界には豊かさが溢れているのです。
多くの人は、乏しさを覚えます。
しかしながら、この世界には乏しさは存在しません。
人が乏しさを覚えるのは、心が乏しいからなのです。
心の乏しさとは、心の停滞です。
心が停滞しているというのは、それが安住(あんじゅう)しているということなのです。
多くの人は、心が安住していることを豊かさだと考えています。
安心や安定を心に実現することが豊かさだと思っているのです。
しかしながら、心が安住するということは、心が停滞するということです。
それは、豊かさを導くように見えて、実際には乏しさを導くものなのです。
多くの人は心の安住を求めています。
多くの人は、安心や安定を求めているのです。
しかしながら、それでは乏しさを得るのです。
矛盾しているように思うかも知れません。
しかしながら、豊かさは停滞することが出来ないのです。
確かに、安心や安定は豊かさを導きます。
しかしながら、それを続けることは出来ません。
安心や安定も停滞すれば乏しさを導くのです。
大切なのは、一切が流転しているということを忘れないことです。
安心や安定も大切ですが、不安や不安定も重要だということなのです。
豊かさを実現するためには、安心と不安を繰り返さなければなりません。
安定と不安定を繰り返す必要があるのです。
どちらか一方に停滞すれば、乏しさが導かれるのです。
大切なのは、豊かさの原因が変化であるということです。
変化を起こさなければ、豊かさは導かれないのです。
多くの人は、停滞の中に豊かさを求めます。
それが矛盾であることに気が付かなければならないのです。
多くの人は矛盾を抱えて生きているのです。
それでは、豊かさは導かれません。
不安定を受け入れなければ変化は生じません。
あなたは、立ち止まった状態から片足で立つことです。
そうすれば、不安定な姿勢を得ることが出来ます。
不安定に耐え切れなくなれば、あなたはどこかに一歩を踏み出すでしょう。
一歩を踏み出せば、安定を得るのです。
あなたは、安定と同時に変化を得るでしょう。
安定と不安定を繰り返すことによって、歩みが生まれます。
歩み続けることによって、あなたは豊かさへと辿り着くことが出来るのです。
安定を手放し、不安定を受け入れなければ歩むことは出来ません。
歩まなければ、豊かさへ辿り着くことは出来ないのです。
変化を受け入れましょう。
それは、豊かさを受け入れることでもあるのです。


執着してはなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿